とりあえず、仕切り直し


16/06/1997 遅ればせながら

英語のメールが来て、日本へ旅行したときのことをまとめた自分のページを見てくれときたもんだ。それはちっともかわまないんだけど、タイトル画像の「日本」という文字に「にホん」とフリガナがふってあったのだな。これはわざとなんだろうか。単なる間違いなんだろうか。指摘してあげるべきか否か。指摘するとして、正解を画像ファイルとしてメールに添付することになるがそれを英語でどう表現すればよいのか。まかり間違って展開方法を聞かれた日には一体どうすればいいのか。そもそも、日本人であるワタクシとしては「僭越ながら申し上げますが、貴殿のページにはこれこれこのような間違いがあるかと思われます」というような表現にしたくなるのだが、これは欧米人相手にやるべきではないという。しかし、そんな風聞を真に受けてズバリ指摘し、相手が気を悪くしたりしないだろうか。……てなことを考えているうちに、返事を出す機会を逸するんだよなぁいつも。
というわけで、今回の更新は以下のとおり。

17/06/1997 新・にわか○○

ウチで編集したとある本の、読者様からのお問い合わせである。たまたま私が不在のときで社長が電話を受けたのだが、どうも要領を得なかったので内容をFAXしてもらったらしい。曰く、「カウンターが止まってしまったのだが、どうしたらよいか。プロバイダはリムネットである。リムネットのサポートに電話してきいてみたが、サポートしないと言われた」。あとは該当ページのアドレスのみ。あぅ、本の内容と関係ないよーう。
本の内容と関係のないことには返答してはいけないというのが鉄則である。こういう相手にうかうか返答すると、その人専属サポートセンターにされてしまうのがオチだ。一応該当するページを見てみると、WebCounterを使っている。……そりゃ、リムネットはサポートしてくんないよ。とりあえず、まずはWebCounterにメールで問い合わせるようにと返答しておく。親切にももしWebCounterの対応が思わしくなければほかのカウンタサービスを探すようにというアドバイス付き。WebCounterのサーバ側のビジーが原因じゃないかなんていう想像はできるんだけど、そういうことを返答してはならんのだ。
質問するならさ、適当なところを選んだほうがいいと思うんだよね。たとえばTV番組の内容についての質問をTV受像機のメーカーに問い合わせても、そりゃ答えてもらえないわけで。ただ、問題の原因となる箇所を特定することが、どの程度ユーザー側でできてしかるべきかというのは、難しい問題だと思うけど。

20/06/1997 何だか晴れてきたけど

ま、ゴーカイな台風である。いつのまにやらそんな季節でござんすね。社長は「今日は皆で早く帰ることとしよう」と宣った。が、しかし、ワタクシは原稿をあげないと帰れんのよ。あーうんざり。
アパートの契約更新をした。引っ越したい気もしたが、とりあえず会社から近いし、さしあたってそんなに不満もないし、入るときに5千円まけてもらった家賃もそのまま据え置きでよいと言うし、結局居座ることにしたわけだ。実際のところ、近所の中華料理屋をひどく気に入っていて、離れたくなかったからというのは秘密だが。
ところで、どうして更新のときにお金を払わないといけないんだろう。保険類はしょうがいない。家賃が上がったのならそれに見合うよう敷金=保証金を補填するだけ払うというのならわからないでもない。でも更新料ってのは納得いかん。それでいったら、そもそも礼金っていうのがあんまりな習慣だしなぁ。不動産屋の仲介手数料も、あれって大家からはとるんだろうか。不動産屋が手数料をとるのは当然だけど、でも店子だけじゃなくて大家からもとっていいと思うんだな。そのへん、どうなっているんだろ?

21/06/1997 身勝手 My Way

あうぅ〜やっと終わった〜何なのこの快晴〜。
家事のうまそうな子を扶養家族にするとしたら、誰がいいか? 以下候補。

  1. 伊集院玲(in「二十面相にお願い!」)
  2. 碇シンジ(in「新世紀エヴァンゲリオン」)
  3. ユリアン・ミンツ(in「銀河英雄伝説」)
考えてどうなるというたぐいのことでもないが、ひところこんなことを真剣に考えてしまったことだよ。んで結果。 いや、最近「銀河英雄伝説読本」なんていう本を買ってきたもので、ちょっと思い出したわけ。新書1冊にするには半端な外伝数本と、過去の雑多なエッセイやインタビューを必死でかき集めてまでこういうもの出すって、忘れられないようにトクマも必死ね。「外伝4巻(以下続巻)」の文字が泣けるぞ。
ところで、どうして家事のうまい女の子っていうキャラクターはあんまりいないんだ? 印象に残らないだけか?

23/06/1997 だれそれ@どこそこ

秀丸のマクロをちょこちょこいじる。最近、以前なら絶対に手を出さなかったこういうたぐいに手を出すはめになることが多い。本当は「関数」と聞いただけで鳥肌がたつ体質なんだけど。いや、私が昔苦しめられたのは関数は関数でも三角関数ですけどね。言われてみれば確かにパイプがちゃんと使えないって不自由。
メールでやる人はあんまりいないけど、NetNewsだと「誰それ@プロバイダ名」って名乗る人が結構いるなァ。これやられると、そのプロバイダの社員なのか単なるユーザーなのかがわかりにくくて嫌なんだけど。特にプロバイダのニュースグループでやられると、質問に対して社員がでばってきたのか、ユーザーが親切心を起こしたのか、とっさに判断できなくて困る。もう出てくる社員の名前は覚えちゃったけどさ。「誰それ@学校名」とか「誰それ@社名」のマネなんだろうけど、「所属」の意味合いがだいぶ違うじゃんよー。うーややこしい。

24/06/1997 お引っ越し

といっても、会社の席の引っ越しだ。
Cookieを受け取ったときに警告するようにNetscapeNavigatorの設定を変えると、結構使っているページがあることに気づく。目立つのはアレですね、掲示板のページ。メールアドレスとか名前を覚えてくれるところはCookieを使っているらしい。……便利なのかな? よくわからん。

26/06/1997 私は怒っちゃいないです

月例展覧会で書いたのでちょっと気になって、gooで「人類補完機構」をキーワードに検索してみたら、それなりにひっかかってきた。そのものずばりコードウェイナー・スミス関連のページもあったけど、エヴァ関連の掲示板なんかもやっぱりひっかかった。見てみると、ある掲示板じゃ最新刊である「第81Q戦争」を、「エヴァ人気をあてこんだ出版社がどこかから探しだしてきたんだろうけど」ときたもんだ。ハヤカワの担当者および熱心なファンがこれを知ったら、憤死するな。シリーズの発行年月日くらい自分で調べてみればいいのに。本屋で奥付を見るだけなんだから。 まあ、新刊発行とシリーズ増刷のタイミングにかぎっていえば、ハヤカワだって相乗効果を狙ってたんだろうけどね。
Lynxを入れてみた。操作はまだよくわからないが、とりあえず動く。……だからどうしたというたぐいのことをしてしまったような気もする。Lynxで見られることも意識したページじゃないと見にくいし。うわさには聞いていたけどこれほどとはなぁ。日記巡回にはちょうどいいかもしれない。Fnord!は相変わらず動かないし。ぶー。
「Z」キーの調子が悪い〜入力できない〜何回がたたくと入力できるんだけどなぁ。

27/06/1997 正確な時刻

先日からNTPサーバを使ってパソコンの内蔵時計を修正する「桜時計」というプログラムを使っている。毎朝合わせるんだけど、そのたびにコンマ何秒か狂っているようだ。パソコンの時計って、こんなに精度が低いもんだったのか。それとも普通の時計もこんなものなのか。そういえば昔、「ネジ巻き式の時計を毎朝合わせる」とかいう描写が小説なんかであったような気もする。
昨日のLynxに関する見解を訂正する。普段読んでいる日記を読むのに使う分には、起動が速くて大変便利だ。今後からこっちを使うことにしよう。これで常時インストールされているWebブラウザが5種類。私って馬鹿。


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