とりあえず、仕切り直し


01/09/1997 だからそういうものを

これまで某メーカーから郵送でニュースリリースが届いていたんだが、本日届いた分に電子メールでの送付を希望する場合はFAXせよっていう用紙があったんで、送ってみたら早速メールが来た。WORDのファイルが添付されて。
だからそういう特定のアプリケーションのファイルを、どういう環境だかわからない相手にね……がぅ。
メーカーじゃなくて広告代理店がやってるんだけど、どうも、電子メールでニュースリリースを送るっていうことがどういうことだかわかってないなあ、この方々。BCCを使わずにTOに宛て先を列記してるしね。ま、これで文句がくるだろうから、今後はマシになるでしょ。
えー。一応開設から1年半経過しました。そろそろ半年かそこらでanniversaryにするのはもういいかなっていう気はするんだけど、まあ、こういう“締め切り”があるとそれなりに変更もしようか新企画も始めようかっていう気が起きてよいのだ。

02/09/1997 no more, never more

ある程度以上の規模の事業をボランティアベースで運営していくのは不可能だし、やろうとすると歪みはさけられないんじゃないかと個人的には思うのだった。その歪みは、企業が同じ事業を運営した場合よりも深刻になるんじゃないかなとも。
とか何とか言いながら、まぐまぐにこのところ立て続けに登録された英会話関連のメールマガジンでもって、チトお勉強しようかと思っているのだ。どうしても日本語に翻訳して考えちゃうというか、英語で考えるとツマラナく思えるっていう感覚が問題なのかもね。昔、詩論の講義で「詩は語感とリズムがすべてだから日本語に翻訳しちゃだいなし」っていう話の例として「no more, never more」→「二度とはあらじ」と挙げて、英語だと地底で吹く風のような響き云々と言う講師が言っていたけど、それを聞き流しながら日本語のほうがずっと語感が格好いいじゃんと思っていたワタシの感覚は、少しばかり日本語びいきに偏っているのかもしれん、と。いや、まあ、ツマラナく感じる理由の第一は英語力不足のせいで微妙なニュアンスを感じ取れないことなんだけど。
だーっ! だからバグだのエラーだのと騒ぐ前に自分のミスを疑えよ! んとにもう。相手にしてらんないよ。

03/09/1997 ギモンフ

昨日ふれたまぐまぐというのは、要は多数の宛て先にメールを同時配信するためのシステムなわけだが、それでもってメールマガジンを発行させてくれるという有り難いページである。ワタクシの「出したがり」根性をくすぐるシステムだが、といって現状ではメールマガジンにするような情報を持ち合わせていないので思いとどまる。当ページのウリである(と私が思っている)ところの背景用素材集はメールで配信するようなものじゃないし。
しかしワタシときたひにゃ何の不足があってこんなことやりたがるのかね?

04/09/1997 和暦がわからない

平成たらいう元号がある。これがさぁ、最近さっぱりわかんなくて。普段から西暦ばっかり使っているもんだから、はたして今年が平成何年だったのか、文字どおり指を折って数えないとさっぱりわからんのよ。昭和はよかったなぁ。西暦の下2桁−15年だからわかりやすかったし。
ところで、Windows 95の地域と日付の設定って、「西暦(日本語)」「西暦(英語)」「和暦」の3種類から選ぶようになっているのね。んで、和暦を選択すると平成を表示してくれるようになる。ところで、和暦って何だ? 西暦に対応するものって元号なのか? 皇紀でもいいような気がするんだけど(←皇紀なんてすぐに出てくるのは戦中に初等教育を受けた人だけだってば)。岩波国語辞典を見てみると「われき【和暦】日本の紀年および年号。」なるほどね。ま、皇紀も元号も西暦も、特定の人にしかありがたみのない有名人が生まれた年だの即位した年だのを基準にしているあたり、どれを使っても大差ないのかもしれん。西暦のほうが国際的だってこともないだろうしね。ほら、とりあえず手近な外国も民国何年ってやってるみたいだし。
サントリーから新しく出た清涼飲料水の「朝水」を飲んでみた。うが、苦い。がっちり「硬水」って書いてあるもんなぁ。やっぱ硬水ってだめだ。んでもキツイときのお茶類よりマシか。あーやっぱ水が一番おいしい。おお本当にグルメみたいだぞ。

08/09/1997 「だけどカッコイイつもりなんだってさ」

ってのはまあ、別に私にかかわりのないところでやっている分には勝手ニシテクレってなもんだけれど、かかわってくると黙っていられない。特に仕事がかんでいるときは。
面白い文章っていうのはそれなりにセンスが必要なわけで、そもそも全体につまんない文章なのに、ノリを良くしたつもりで「超」とか流行語(というにもすでにすたれつつあるようなの)を使うのは話にならん。もう全然だめだね、OLの気を惹こうとして、人気のない管理職が無理に流行語使ってますます顰蹙をかうのと同じレベル。これで文章をいじることを商売にしているっていうんだから笑っちゃうね。 皮膚感覚に近いところで流行語を使っている人はそういう下手な媚びに敏感だし、そんなことするくらいなら自分の使いなれた言葉で良い内容を話したほうが好感を持たれる。絶対にね。文章もそれと同じだと思うわけよ。
そういうことがわからないっていう時点ですでに、致命的なセンスの欠落だとワタシは思います。本当にさ。

10/09/1997 しようもない話2題

昨日はお休みだったので、かねて見たかった映画のビデオを借りた。映画を見る楽しみの5割くらいは、劇場の照明がだんだん暗くなっていき、おいしいとこどりの予告編を見て、タイトルから冒頭のナレーションか音楽が流れてくるまでの10分間、その気分の盛り上がりにあると思っているので、リバイバルを待たずにレンタルビデオに走るとは我ながら堕落したものだという気もするが、まあいいか。文芸座もなくなっちゃったことだしね。で、そのビデオを見て思ったことはといえば、私が映画を見て覚えた唯一の英単語は“dignity”、「Dignity, allways dignity.(威厳を、常に威厳を)」であったことだなぁとかそんなことだったりするんだけどもね。
さて、一緒に借りてきたのがさるTVアニメだったんだが、なんだ結構面白いじゃん。ってここのところ、終了したTVアニメをビデオで借りて見ることが多いんだけど、これは無駄というものかもしれない。オリジナルものだけでもチェックしようかなぁ。しかしわざわざ放映時間をチェックしてビデオを撮るなんていうのは面倒くさくていけない。
で、フト思ったこと。エアチェックしたビデオを販売したら著作権法違反になるけど、エアチェックすること自体を商売にしたらどうなるんだろ? つまり、ビデオ予約セット代行業。「今度始まるこれとこれとこの番組。全話録画してね」「ほい了解」で、取る料金はあくまでも予約録画のセットと放映時間を調べる手数料だと言い張るの。言い張っても、テープの受け渡しを伴えば頒布権と複製権あたりでひっかかるだろうけど。もし家庭内のビデオデッキを遠隔操作できれば(いやもちろん現状ではできないのはわかっているけど(本当か?))、著作権法違反には問えないんじゃないかなぁ。


とりあえず、仕切り直し(Archive)

Suggestions, Comments, etc...send e-mail to <shiomi@skh.flop.jp>.
Copyright(C)1997 SHIOMI Keiko, All rights reserved.