とりあえず、仕切り直し


21/03/2001 つらつら

下版が終わってつぶれた一夜が明けてみれば、なんだかとんでもないことになっていた。何がって、Yahoo!オークションだ。有料化を前にして、試しにちょっと出品してみたのさ。ISBNコードのない本をまとめて5冊、300円で。でもって落札額が2600円。……ちょっと待てーっ。これ、1冊をのぞいてはまだフツーに買えるぞ(フツーの基準はともかく)。何で元値を超えるんだ。そんな大金とオークションの手間をかけられるのなら当人たちから買いなよぉ。メールでコンタクトとれる相手ばっかりだよこれ。うー。とりあえず送料はこっちで負担しとこ。

「死刑執行人の苦悩」(大塚公子著、角川書店刊)など読んだり。あー、うー。全員が泣いているような本である。取材相手が慟哭しているのはともかく(いや当然であるのでそれについてどうこう言う気はない)、取材者までが泣きながら聞き、泣きながらまとめてしまったような本だ。それはジャーナリズムではない。

実に何度も繰り返される「こんな立派な人間に生まれ変わった死刑囚を何故殺さなければならないのか」という類のフレーズだが。実際には、死刑囚以外にたずさわり、社会復帰させようとしてうまくいかず苦悩する刑務官が多々いるはずなのだ。では、何故、死刑囚のみがしばしば宗教的高みに到達したりするのか、というシニカルではあるが欠くべからざる視点が抜け落ちている。また、死刑囚の人間味を強調したりしているが、然様人間味のある人間が他の人間を殺せるという、人間の多面性に対してあまりにも無関心なのはどうか。貧しかったから生い立ちが不幸だったから教誨師や刑務官にふれて立派に立ち直ったからですませる神経は単純としか言いようがない。そういう冷静な外部の人間としての視点を持てないのならば、取材して書く必要なんかないでしょう? 当事者が自ら書けばいい。言いにくい立場の代弁者という理由があるにしても、だけどそれではあまりにも……。

死刑制度の是非を、執行しなければならない=法の名の元に殺人を犯させられる刑務官を生むという点から問うならば、死刑囚が善人だろうが悪人だろうが関係ないでしょう。そういう感傷に訴えるやり方は、好きじゃない。

22/03/2001 意外と疲れます

そういえば、なんだか読むもののうち小説っていうかフィクションと、それ以外との比率が完全に逆転したなーと思うのであった。最近全然小説なんか読んじゃいねェ。これも歳というやつなんですかね? ←嘘だー。だって漫画は読むじゃん。

どちらにせよお金もかかるし場所もとるしで、ちょっと図書館とかそういうものを活用することを考えるべきなのかもしれぬ。本につぶされて死ぬって、あながち冗談でもないわけだしねぇ。

ところでワタシは手タレもいたします。イエ別に普段から手袋はめて生活したりはしてません。制作費がないもんで、ちょっとした撮影くらいならその辺にいる人がモデルになるのさ。さあ、キミが手に取ったムックに写っているのは、ワタシの手かもしれないぞ:-)

23/03/2001 買う

netdirectで在庫切れでオーダーできなかった「映像のカリスマ」をbk1で買ってみる(取り寄せになったけど)。……うー。やっぱりわたし、ここキライ。なーんか使いにくいのだ。合わないとしか言いようがない。netdirectも細かい操作性でツメの甘いところはあるんだけど、気に障るほどじゃないんだよね。対して、bk1ははっきりと気に障るようなレベルで使いにくい。っていうかなんか根本的にわかりにくい。と・く・に! bk1から入るとえきねっとでの受け取りが選択できず、えきねっとから入るとbk1の通常の配送が選択できないっていうステキなシステムはどうにかならんのか? どうも、根本的に分けちゃってるみたいなんだよね。在庫と検索システムだけbk1のを共用して、ショッピングカートから先はそれぞれ自前のシステムを使ってるらしい。決済と配送から先だけを分けてくれたほうが使いやすいに決まってるじゃないかーっ。

えきねっとはあのJR東日本の子会社がやってるから、そりゃいろいろあるだろうとは思うさ。でもそんなのわたしの知ったことじゃないもの。と、いうわけで、やっぱりシンプルなnetdirectを愛用していきそうな気がするのだった。品揃えはイマイチ頼りないんだけどね。

28/03/2001 ひとまずできるところから

ってことで、Home pageの画像やら何やらを。いよいよ画像がなくなりつつある。明日は某デスクトップアクセサリかな。ようやくだけど。

31/03/2001 買えない

一緒に頼んだ2冊はすぐさま(いや、ホントにすぐさま)届いたのだが。「映像のカリスマ」は、無情にも品切れとの通知が来たのだった。ばかーっ。わたしのばかーっ。なんで在庫僅少の頃に買っておかなかったんだーっ。

……ふ。ふふふ。次はスーパー源氏で日々検索だな。負っけるもんかぁっ。

“買えなかった”ネタでもう1本。さあ、もう何のことだかわかったね? ああそうさとれなかったのさタナボタライブ2。今回は店頭に行ったんですけどねぇ。すっごかったよ? 多分、完売まで3分かかってないと思う。真綾ちゃーん。ライブハウスじゃなくてホールでやろうよぅ。全然キャパ足りてないよぅ。

しくしく。とりあえず、シークレットライブの応募はがき出しとこう。でもってインストアイベントの整理券もらえたからスケジュール空けておこう。たとえそれが校了日でもわたしは行くぜ!「愛はある。あとは金と時間と権力だけだ!」って真綾ちゃんも言ってたことだし(あいかわらず性格の悪い天然っぷりがステキだ……)。

そういえば、「Lucy」はストレートなLove songが多いのだった。いや、あれをストレートと言っていいのかどうかはさておき。「DIVE」が「我は、我である」ってな歌詞が多かったのに比べるとちょっと面白い(っつーか、ああ思春期が終わったんだなぁって感じがする)。岩里祐穂の影響もいいふうに抜けて、個性がはっきりしてきたしね。歌詞読むだけでどっちが書いたかわかるんだ。「グレープフルーツ」だと真綾ちゃんのほうが明らかに稚拙、「DIVE」だと完全に影響下でそっくりだったけど。


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