とりあえず、仕切り直し


20/09/2002 オチはない。

いろんな意味で話題沸騰のアニメ「戦闘妖精雪風」を見ましたー。

いや、まあ、何て言うか。ここまで景気よく雪風のコアとなるものが欠落していれば、むしろ腹は立たないっていうか。固有名詞がかぶってるだけの別物にしか見えないから、イメージが崩れるも何もあったもんじゃないっていうか。は、じゃあ単体のアニメーション作品としてどうか、ですか? だって、説明が全然まったく何にもないからどこで何が起こってるんだかさっぱりわかんないし。そもそも男同士の恋愛モノって、昔ほど苦手意識があるわけじゃないけど面白がれるかどうかはイロイロと微妙なところだし。

(なんだソレは、だと? だったら自分で見とけ。そしてこの絶望をとくと味わうがよい)

……ええ、まあ、いいんですよ。これのおかげで絶版だったあれやこれやが復刊になった上に「被書空間」まで読めたわけで。それで充分なんですってば。別に腹なんか立ててないってば。ヘルシングの恨みも含めてGのロゴ見ただけで条件反射で殺意を覚えるなんてことはないんだってば。てばてば。

25/09/2002 好対照

「ラーゼフォン 時間調律師」(神林長平著、徳間デュアル文庫刊)買いました。買っただけでまださわりしか読んでないけど。

本当に出るとは思わなかった。いや、あのさ。そろそろ書架が一杯になりつつあったから、手元におく必要のなさそうなのを選別してたときにチラシがあってさ。それで見て「神林長平がアニメのノベライズ? うっわ、世も末」とか思ったんだけどろくに確認もせずにすぐ捨てちゃったわけね。で、書店に行ったら行ったでメディアファクトリーから大野木寛版が出てるじゃない。だからやっぱり見間違いだったかとばかり。

え、TVシリーズ? 2、3話につき一言くらいの割合でわけわかんない台詞をつぶやくだけの真綾ちゃんをココロの支えに見続けるにはいろんな意味でツラかったので、16話くらいまでしか見てないんだってば。感想を求めないでくれ。

ところで書店に行ったら、「灼熱の竜騎兵」が新書になってましたね。田中芳樹の。富士見ファンタジア文庫で3巻までしか出てないのにどうやって新書版2冊にまでしたのかとめくってみれば……シェアードワールズ設定集?

……は。ははははは!

なるほどね! ものは言いようだ。そこまで堕ちたか。もういいよ。今後食っていける程度は稼いだろ? 我々も充分楽しませてもらった。だからもういいよ。若手に古いアイディアを下賜なんぞしていただかなくて結構。いいかげん引退したら? 見苦しいから。


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