とりあえず、仕切り直し


07/05/2004 うかうかと

2日にホームタウンドルパ東京に行ってまいりました。うっかり靴を買ってしまいましたよ。どのへんがうっかりかって、価格が帰りに買った自分の靴の3倍だったってところでしょうか。いや、もちろん、暴利な価格設定だと言いたいわけじゃないですよ。小さいものって小さいから安く作れるかっていうとそんなことはなくて、かえって高くつくんだよね。ことにデフォルメせずに作ると。中敷に可愛いマークが箔押しされているのに感動したのみならず、意を決して「これください」と言ったところ売り子さんがおもむろに箱を取り出し薄紙に包んで入れてくれたのにはのけぞりました。そんなところまでちゃんと人間と同じ仕様。すげェ。

そんなわけで、ためこんだ最近のあれこれを時系列無視で、と、やろうとしてフト気づいた。おおなんとしたことだ、「デュラララ!!」までさかのぼらなければならないではないか。ちなみにこれの発売日は4月10日だ。出てすぐに買って読んだはずだよな……4月のワタクシがいかにダメ状態であったか知れるというものだ。その「デュラララ!!」(成田良悟著/電撃文庫刊)は、話自体はちゃんといつもどおり面白かったんだけど、内輪ウケのお遊びが「許容範囲」と「やりスギ」の線上をフラフラと。一度ならともかく、これを二度やられたらかなりがっかりするかな。とかなんとか書いている間にもう次の新刊が出るんだが。

「殺人の追憶」(ポン・ジュノ監督)を見た。途中に言いたいことがちょこちょこあっても、ラストシーンですべて許せると思う。実在した未解決の殺人事件を映画化するにあたって、安直に決着をつけるわけにはいかないしだからといって映画としてひとつの結末をつけないわけにはいかないという、相当難しいことをよくもまあ見事に。


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