とりあえず、仕切り直し


18/10/2004 ウッカリのイイワケ

臓器提供意思カード、軽微な記載ミスなら弾力的に解釈。おー。あれ、本当に間違えやすかったからなぁ。まあなめるようにしつこく読んでよく考えてから記入すべきものだろうと言われれば一言もないが。

記載ミスの6割を占めるのは、提供したい臓器の名前に「〇」が付けてあるのに、その前提として「脳死判定に従い臓器提供する」という意思を示す文の頭にある数字に「〇」がない例。

実際このとおりのミスをしていて、記載漏れで提供できなかったというニュースを聞いてあわてて○を書き足した身としては、多少柔軟なくらいの運用をしてもらったほうが嬉しい。しかし、このミスって本当にシャレにならんほど多かったんだろうな。わたしが持っている古いカードは裏面1色刷なんだが、今は該当個所をわざわざ赤字にしてるくらいなんだから。しかし現状でも相当か→臓器提供意思表示カードへの記入方法/記入例。心停止後のみ提供する記入例2なんて、あれが正解だなんてカード見ただけじゃ絶対わからんぞ……2だけに○を付けていたら1の項目にまで×を付ける必要があるなんて考えないだろフツー。つーかそれが正解だというんなら3に○を付ける場合でも1/2の項目に×を付けないとおかしいような。

19/10/2004 サンシャイン国際水族館のライブカメラもね

南極のWebCam、Gentoo penguin webcam in the Antarctic。このところ毎日チェックしてたら、今日! 今日やっと! ペンギンが写ったーっ。十字架をぼへーっとながめるペンギン、やる気なさげに寝そべるペンギン……実に素晴らしい。

ところで「荒野の七人」(ジョン・スタージェス監督)を借りて見たのだった。テーマ曲自体は聞き知っていたものの、それがこの映画のテーマ曲だということまでは知らなかったのでチトびっくり。良い曲だ。明朗で軽快、オープニングで流れるだけでわくわくしてくる。このテーマ曲だけでもすでに決定的に別物にしてあるんだな。リメイクと言うにも語弊があるような換骨奪胎なので比べるとかえって面白さを損なうのかもしれないが、まあやはり「七人の侍」との差異を考えながら見てしまう。

つくづく思ったんだが、「荒野」ではガンマンにしろ農民にしろ生き方なわけであって、その気になりさえすれば(かつ生き方を変えることに伴うデメリットを引き受ければ)どちらにでもなることができるんだよな。が、「侍」では侍も百姓も変更のきかない階層なんだと。ガンマンに「勝ったのは農民たちだ」と言われても、「ならば銃を捨てて鍬を取れ」で終わってしまってイマイチ苦さを感じない。

もちろん、そのへんは別物とわりきって、湿った狭い田んぼではなく乾いた広い荒野を舞台にした西部劇として見ると最高に面白い。「侍」にあって「荒野」にないのが苦味なら、「荒野」にあって「侍」にないのが華やかさ。さすがにこの時代のハリウッドスターは格が違う。重厚といえばまあそうなんだが要するに長くて疲れる「侍」と違って、テンポも良くまとめてあるし。今度「大脱走」を借りてこよう。ちょっと前にニュープリントの上映してたんだけどな……ちゃんと見に行っておけばよかったよ。


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