とりあえず、仕切り直し


22/06/2005 冗談なのかそれは

私的録音録画補償金、初の返還決定 DVD-R4枚8円。有名無実を絵に描いて額縁を付けたような「私的録音録画補償金の返還」を実際に求めた人がおり、DVD-R4枚分の8円が返還されるようになったとの由。

事務局にはDVD-Rの実物は送られていないため、返還委員会は内容を確認してはいない。だが、DVD-Rが1度しか録画できないこともあり、「申請者を信頼しようと判断した」という。「今後は何をもって証明とするべきか」という疑問の声も上がったという。

いや、疑問に思うポイントがあからさまに違うだろ。皮肉の通じない連中だな。制度が知られていないのをいいことにこんなことまで言い出したりしてるし。→汎用ハードウェアからも金を取れ。ああ、やはり今回の件も/.Jでストーリーになってるな。→私的録音録画補償金制度で初の返還決定 DVD-R4枚で8円也

TVドラマ自体をコマーシャルにする新時代広告(上) & (下)。……? どうもよくわからんな。「インタラクティブな「オブジェクト追跡」技術により、近いうちに消費者は、リモコンのボタンを押すだけで番組に登場する製品を買えるようになるかもしれない。」というような話なら新時代と言うのもわかるが。子供番組が「30分のおもちゃ広告」と(揶揄|自嘲)されて久しく、推理ドラマでは観光名所がかならず一定時間画面に映るような本邦とは、CM事情というか番組の配信事情が相当違うんだろうか。

ところで先日、国立がんセンターに行ってきたのだった。いや取材とかでなく付き添いで。そんな大きな病院に下調べもせずふらっと行って診てもらえると考えていたらしいので(さすがに紹介状は持っていたが)、こんな世間知らずを1人で出せるかと初診からくっついていったのだ。

告知がどうこうとか葛藤せにゃならんのかと考えていたら、あっさり当人を前にして癌と言われ、葛藤どころか動揺するヒマもなく検査の予定等の実務的な話に。が、考えてみたらなにせここはがんセンターなのだからして、それなりに混雑している院内にいる人全員が(付き添いを除いて)癌患者もしくはその疑いが濃厚な患者、かつ自分がそうであると知っているわけだ。実はありふれた病気なのであって特別な事態と捉える必要はないのだと理解したら落ち着いた。長期戦でもあることだしのんきにかまえるべし。まあ、次は他人事であると自制することだな。どうしても持っている知識量自体がわたしのほうが多いし、新しく仕入れる分にもこっちのほうが速いから、つい差し出口をたたきたくなっていかん。治療の主体は患者当人であってわたしではない。口を慎むべし。

24/06/2005 学力低下の例

帽子の型紙を作ろうとして、円周から直径を求める式をきれいさっぱり忘れていることに気づく。検索してみたらそうか小学5年生の算数か。もうダメだ。オシマイだ。


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