とりあえず、仕切り直し


29/08/2005 地底てくてく

段ボール家具写真サイトは著作権法違反? わあ。商標権方面から攻められたらチト厳しかったろうに、なんでまた著作権を持ち出すかね。TLDに.netではなく.comを使っているからサイト上でビジネスを行なうつもりなのは明らかって、いまや.comがcommerceだなんて有名無実の極みだというに。←もし仮に、FedEx段ボール家具の販売を始めたとしてもやはり著作権より商標権だよなぁ。

東京ジオサイトプロジェクト4の「地底音楽堂計画」に行ってまいりました。虎ノ門交差点共同溝工事現場の立坑底版で地下40mの音楽会という企画。前日の台風11号の影響で開催が危ぶまれたりしたが、台風一過の晴天で無事開催の運びとなった。注意事項では入場時に身分証提示、中ではヘルメット着用と工事現場だけあって大変ものものしい……が、実際に行ってみたら住所と電話番号を書いただけで身分証の提示は求められなかったり。 ヘルメットは貸し出しで、使い捨ての紙帽子の上から係の人に被せてもらう。さらにビニール合羽と国土交通省謹製ロゴ入り軍手と、パンフ等をもらって地下へ。

温度のほうは多分さほどでもなかったんだろうけど、前日の台風の影響もあってかとにかく湿度がすごかった。上空に霧ができていて水滴が落ちてくるので支給されたビニール合羽を着たがこれが大失敗で、通気性がまったくないせいで汗がものすごいことに。それと、工事現場だけにゴムの溶けたようなというかそんなような匂いがこもっていたのがキツい。でも見るもの全部ものめずらしくて面白い。なんかドラゴンメアの幼生が養殖されてそうだなと思ってしまったのは秘密だ。それと、プロジェクタでこれまでのジオサイトプロジェクトの紹介を映写していたのだが、それのBGMがラヴェルのボレロ。工事用エレベーターががっこんがっこん派手な音を立てて上下しているのに合いすぎ。いやもう、最後に「人民が一丸となって大躍進を成功させよう」とかソレゲなキャッチフレーズが出てこないのが惜しいほど。

舞台に水を張ったボールやら陶器の壷やら惰温鉢やらが置いてあったので(→17,481bytes)、音の響きを実験したりするのであろうかとその前に陣取る。予定よりだいぶ遅れて、最初は唐沢俊一・おぐりゆかによるトーク、映画「地底王国」(1976年/ケヴィン・コナー監督)をネタに漢のドリル観と19世紀頃の地底観についてひとくさり。それから蓄音機での歌曲演奏、PIRAMIの演奏と続く。水を張ったボールなどは実験用ではなく楽器だった。いわゆる現代音楽という奴なので、良し悪しはよくわからんかった。というのはさておいても、もっとリバーブがかかるかと思っていたら、意外と音の響き方は普通。人が多すぎたのかな?

最後は虎ノ門発進立坑から日比谷到達立坑まで、1500mのトンネルをてくてく踏破。1本のトンネルなのに場所によって温度も湿度も全然違う。日比谷到達立坑で、がんばってゆっくり地底を掘り進んできたシールドマシンがここに顔を出したのかと思うとぞくぞくしちゃったよ。

地上に出たのは16時過ぎ。昼食を摂っていなかったので有楽町で店に入って腰を落ち着けたら、どっくり疲れていることにあらためて気づいたことだよ。歩いたのがというよりは、長時間蒸し暑いなかにいたのが堪えた感じ。しかしまあ、ヘルメット被って音楽聴くなんて今後一生ないだろうな。面白い経験をした。

31/08/2005 壊すな

眼鏡を破壊してしまったのだった。床に置いていたのを踏んでしまい、つるがネジの付け根からぽっきりと。

これはもう無理だろうなぁと一応眼鏡屋に持っていって訊いてみたら、やはり修理は無理とのこと。今のフレームより小さいフレームを買ってレンズを移植すれば使えますよと言われたので、そのようにする。安いフレーム(レンズその他すべてコミで5000円)+加工料で6000円ちょっと。壊した眼鏡を買ったときのポイントが3000円分ほどあったので、3000円そこそこで済んだ。

が、流用したレンズの大きさの関係でフレーム選びに制限があって小さめのフレームを選んだため、かけているとフレームが視界に入るのが気になる。どちらかというと大きめのフレームのほうが性に合うんだよね。これは予備として大きめのフレームで新調すべきか、否か、預金残高と相談してみるか……。


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