「人間一度は死ぬもんだ」って台詞を、「命ってのは大事に使えば一生使える」と合わせて新谷かおるの漫画に出てきたものだとばかり思っていたら、ハインラインであったか。確かに「宇宙の戦士」は十何年前に読んでいるが、前後の状況がさっぱり思い出せん。同時期に読んだ「今夜は、音をたてずに人を殺す八つの方法を教授する」のほうは脈絡も思い出せるのに。←いや、それはそもそも書き出しだから脈絡も何も。このときは確か、60年代、70年代、80年代それぞれの戦争SFの代表格として挙げられていたから読んだ……ような気がするが、どうにもこうにも60年代の内容だけロクに覚えていないな。ちなみに80年代はこれだった→「敵のゲートは下だ」
でもって、70年代の解説で「戦闘妖精・雪風」に興味を持って手をのばしたのも懐かしい思い出だ。ええぃアニメなんぞ知らん、「Pumpkin Scissors」アニメ化情報も見なかったことにする!
eBOOKOFFに売却した本の件、とりあえず1件は入荷お知らせメールが来た。まあ、別に稀覯本でも何でもないので、わたしが売却したものと確信できるものではないのだが。
一人で生活していたら絶対に忘れないようなものを、立て続けに二度忘れて難儀した。その忘れ物とは、鍵。自宅を出るときに鍵をかける必要がないため、会社の鍵もろともに忘れてしまったのだった。なまじ、今まで意識すらしないで使っていたせいで「鍵を持って出なければならない」ということが意識に上らないのが危険だ。一度目は電車のなかで気づいて往復1時間かけて取りに戻った。二度目は会社のドアの前で気づいて、立ち寄りのあった社長が帰社するまで2時間半ばかり外で時間をつぶすはめになった。何か方策を考えなければ。
日々通るようになった上野駅コンコースは、妙な誘惑が多い。店先に「宇宙食」「聴診器」などと大書してあったら入るだろうやはり。「THE STUDY HOUSE」という、理科教材などを販売する店だった。ペン型の顕微鏡兼望遠鏡を買っちゃったよ。そのまま使うと30倍の顕微鏡、伸ばして使うと8倍の望遠鏡になるもの、1,575円也。何に使うのかとか言ってはいけない。