1年目の接木苗なので本当は咲かせるべきではないのだが、まあミニバラだしと誘惑に負けて残しておいたノビリティの蕾が開いた。→雨の夕方ノビリティ（12,911bytes）
実物はもっとアイボリーっぽい色だし、中心部のピンクもほとんどわからない程度。夕方に撮ったせいもあるだろうが、えらく写真映えする花だ。撮影後はさっさと切って飾っておいたところ、さほど花もちはよくないような。いや、まあ、比較対象がコーヒーオベーションじゃ可哀相か。アレクサンドラ・コルダナと大差ないくらい。
鉢の手入れをしていると、母親が「うちにも前はこのあたりにホワイトクリスマスっていう大きな白いバラがあったのにねぇ。いつのまにかなくなっちゃったけど。またああいうの欲しいわねぇ」とかのたまったのだった。それは世間では「なくなった」とは言わず「枯らした」と言うのだが、それはさておきよしよく言った!
と、いうわけで、母親の望みを叶えるべくハイブリットティーの白いバラを買ったのだった。香りの良さと作出年の古さを勘案して、ネージュ・パルファムの新苗。同じく強香で鉢植え向き、戦前の作出であるマーシャ・スタンホープも考えたが、ちょうど売り切れだったので。
とりあえず鉢植えに。芳香とあわせて生育の遅さでも定評ある品種のようなので、まあ気長に見ていくしかないわいな。
