1月の終わりに可愛いちびちゃんに死なれてしまい、傷心の日々を過ごしておりました。
ふた親は見送ったし、残されたちびちゃんも最期まで面倒をみた、一生に果たすべき責任は全部果たしたぜ、あとは死ぬも生きるもわたしの勝手だ。……てなふうに考えていたのだが、好事魔多し。人間ニヒルを通すのもそう簡単じゃない。
ちびちゃんの件でさんざんお世話になったお隣さんの家で、野良猫が5匹も子猫を生み、紆余曲折を経た結果、この三つ巴になっている三毛猫につぶされて目をむいている黒猫を引き受けることになってしまったのだった。→猫6匹のかたまり(18,586bytes)
生まれたての猫を引き受けるというのは、この先20年にわたって自分の健康と経済力を維持する責任を引き受けるというのと同義なわけで、その長さを考えるとちょっと今からでも「やはり無理」と断りにいきたくなりつつ名前を考えているのです。シュレディンガーか護民官ペトロニウスか、黒いならアプロか、ハテ幽と焔ってどっちが黒猫だったっけ? アンドリューシャでもよいか。