とりあえず、仕切り直し


02/04/2009 エイプリルフールじゃなかった

OTTAVAというインターネットラジオがあり、podcastでの配信もある。月-金は4本、土日は3本の番組があって、日常のBGMを提供していてくれたのだ。が、しかし、昨日は2本の番組しか更新がなくてハテどうしたことかとサイトを見にいってみたらば、4月1日から番組が整理されて毎日2本だけになってしまっていたのだった。残念だが、このご時世ではいかんともしがたかろうなぁ。

ぽっどきゃすてぃんぐ落語も残す更新は3回のみだし、サイエンス・サイトークはプロ野球シーズンが終わるまでお休みだし、かがく探検隊コーステップはバックナンバーを聴き終わったし、JAXA i マンスリートークは1本1時間もあるから移動時間で聴くには向いていないのが難だ。また新しいのを開拓しなければ。

買う気はさらさらないがFF XIIIのトレイラーを見てきた。グラフィックがリアル寄りになると、イワユルRPGの戦闘ってきびしくないか。昔ながらのシンボル化されたキャラクターなら気にならくても、あれくらいになるとすごくマヌケに見える。甲虫っぽい大きいメカを女主人公が剣で攻撃しているところなんて、「せめて回り込んで足を狙うとかすればいいのにどう見ても一番厚い正面装甲を斬りにいくこの女はばかですかっていうかほら傷ひとつつけられてない」と小賢しいツッコミをしたくなるし。多分数値的には効いてるんだよねこの攻撃、傷を表現するところまでグラフィックが追いついていないだけで。それに機械はともかく生物だと傷の表現が技術的に可能になっても政治的に不可能だろうし。不気味の谷問題に似ているような、まったく違うような。

06/04/2009 同じ材料なのに焼きと蒸しとで全然違う

ムショーにホットケーキが食べたくなったので、ホットケーキミックスを買った。でもって、1枚も食べれば飽きるので、残りの生地は蒸しケーキにしてみた。チョコレートやチーズを放り込んで。チーズはわりと美味い。チョコレートはいかん。そして、考えてみれば冷めたホットケーキと同じなわけで当然といえば当然だが、ホットケーキミックス製蒸しケーキも冷めると強烈に不味い。

さらに目先を変えるべく、カルーアを買ってきて生地に混ぜてみた。意外とコーヒーの風味がしない。何かに似ていると思ったら、酒まんじゅうだった。酒まんじゅうのあの味って、蒸したアルコールの風味だったんだなぁ。

07/04/2009 猫まわりの謎

カウリスマキ兄妹が来て以来しみじみと疑問に感じていたことがある。縁側やこたつなんかで老女が編み物や縫い物をしているそばで猫が丸くなっているという、定番のあの図。あれはいかようなる魔術を用いれば可能になるのだろうか。手作業なんかしようものなら猫どもがすっとんできてじゃれはじめるのだが。

09/04/2009 ファーマーへの道・コーヒーの機序編

グラウンブルーに今年初めてのアブラムシを確認。薬品散布による駆除を試み、事なきを得る。

日本ばら会で紹介されていた薬品を調べるべく、久しぶりに住友化学園芸を見てみたら、新しい殺菌殺虫剤ベニカマイルドスプレーというのが出ていた。アブラムシとハダニに効き、成分が還元澱粉糖化物というから、要するにでんぷんで気孔を物理的にふさいで窒息させる類の薬品であろう。今にして思えば、コーヒーでハダニ駆除というのも同様であると考えられる。

が、しかし、このベニカマイルドスプレー、うどんこ病にも効くのであった。うどんこ病は要するにカビなので、カビにも窒息が有効なのかと調べてみたら、まあそのとおり。考えてみたらフツーにそのへんで生えているんだから当然だよね。してみると、砂糖でうどんこ病治療というのも同様の理屈なのか。→カビの発生メカニズム

昨年はまったくの子猫だったので気にならなかったが、今は換毛期であるらしい。猫どもが隣で寝ていると、鼻先に抜け毛がふよふよただようようになってきた。そこでわしわしとブラシがけをしてみたところ、ミカのほうが圧倒的に抜け毛が多い。アキの3倍くらいありそう。カウリスマキ兄妹は目の色以外あまり似ていなくて、毛の質もまったく違う。どれくらい違うかというと、真っ暗闇の中でも毛をさわった感触だけで区別がつく程度には違うのであった。毛の抜け方も違うのだな。


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