「カティンの森」(アンジェイ・ワイダ監督)を見てきたですよ。
エレベーターで劇場のある階に行こうとしたら、扉が閉まる直前に老婦人が見えたので開ボタンを押して2人きりで同乗したのだった。駆け込み乗箱が気まずかったのかご婦人は「この映画、面白いですかね?」などと話しかけてくる。「(いや面白いとはあまり表現しないタイプの映画だとは思うけど)どうでしょうね。ただ、とても有名な監督の作品ですから……」「まあそうなんですか。あまり宣伝していないから」ちょっと待て。誰にだまされてこんな映画見に来た!? 言っちゃなんだがアンジェイ・ワイダ作品なんて、監督の名前も知らずふらっと見に来るような映画じゃないだろう。特に今回は史実の予備知識ばっちり仕入れて覚悟完了してから来るもんじゃないのか。あの善良そうなご婦人が、史実を把握していないと時系列がわかりづらいストーリーとその幕切れ に何を思ったのかが気になってしかたない。
ところでこの映画のファーストシークェンス、橋のあっちから「ソ連軍が攻めてきたぞこっちに来ちゃだめだ逃げろー」、橋のこっちから「ドイツ軍が攻めてきたぞこっちに来ちゃだめだ逃げろー」というものなのだが、かえすがえすもポーランドの立地って気の毒だよな……。
猫どももはや2歳になろうとしている。昨年に引き続きキャットフード一覧を更新しておく。どう違うかというと要するに子猫用から成猫用になっただけなのだが。
何でも食べられる猫にしようと子猫時代にいろんなメーカーの製品を食べさせたかいがあったのかどうか、何でも飛びついて食べる。食べ渋ったのはこのリストのなかでメディファスのウェットフードだけである。食べ渋ったところでわたしは別のフードを出してやったりしないので、ほうっておけばあきらめて完食する。子猫時代に間違えてネイチャーズ ベストの成猫用を与えたときだけ腹下し気味になったが、それ以外は何を食べても快調。なんて楽な猫なんだ。
「第4回新選! 流山寄席」に行ってまいりましたよ自転車で。なぜってここが流山市で演目が「任侠流山動物園」だから。当の三遊亭白鳥は初めて流山に来たそうですけれども。1本目は「新作落語」となっていて、多分「戦え! おばさん部隊」。それから「掛け取り上野動物園」、仲入りをはさんで地元のケーブルTV局アナウンサーとの対談、「任侠流山動物園」という順。
盛況で楽しく聴けたものの、冷静にどこが面白かったか再度聴きに行きたいかと考えると悩むなぁ。どーでもいいけど暖房の効きが悪くて会場が寒かった。屋内なのにコートを着なおしたくらい。