とりあえず、仕切り直し


05/05/2010 連休中に行ってきた

久々にドールショウ。もう事前のディーラーチェックは一切していないので3階から出たとこ勝負で見て回ったら、MSD/TFサイズで良い感じの服があったので購入。サランとオリーブが二卵性双生児くらいの顔立ちなため、つい毎度毎度おそろいで2着ずつ買うから実は結構な散財である。

その後夕方から落語会に行くつもりだったので、時間つぶしに東京駅へ出て国立近代美術館フィルムセンターへ。よさげな上映があったら見ようかと思っていたのだが今ひとつ興味がそそられなかったので少し歩いて警察博物館へ。親子連れでにぎわっていて、大人1人でごめんなさいという気分になったのですぐ近くの銀座アンティークモールをひやかしてから東京駅へ戻ってJAXA i。不況でこの手の無料の施設に人が集まるのかもしれないが、こちらも結構親子連れでにぎわっていた。

さらに、となりの丸善でやっていた世界創作人形展をのぞく。松田珠江という作家の「満月の上に立つソフィア」が大変印象的で、かつ無理をせずとも買える価格だったのでえらいことになった。たとえ価格がキャストドール1体と大差なくとも、いじって遊ぶこと前提の量産品玩具であるあちらと違ってこちらは作家もの、美術品なのだから保存のこともよくよく考えなければならないし、うちに置いたら見るのがわたし1人だけになるのも申し訳ない。せめて図録を買おうかと思ったのだが、当該作品の写真があまりにひどく鑑賞に値しないレベル(陰影をまるで考慮していないライティング、額縁込みの作品なのにそれが全部入った全体像すらない)だったので見送り。よしあれのことは忘れた。会期中にきっと売れちゃったさ。そうに違いないさ(理性! 理性!)。

で、日本橋亭まで歩いて大日本橋亭落語祭へ。よかった、風邪が抜けきっていなかったのでどうかと心配したけれど今回はちゃんと楽しめた。兼好や平治を落ちてくるまぶたと戦いながら聴くなんてフツーないよなあ。春風亭ぽっぽ「手紙無筆」、旭堂南湖「西行」、春風亭一之輔「粗忽の釘」、三遊亭兼好「百川」、笑福亭たま「伝説の組長」、三遊亭遊馬「井戸の茶碗」、それに座談会「柳家○○を斬る!」。告知で○○となっていたところは、別のところで仕事があってこられなかった三三だった。ほとんど笑福亭たまが三三夫人をネタに1人でしゃべっていただけ。終わり頃に三三も顔を見せていた。

でもって、これが噂のぽっぽちゃんか。確かに可愛い。美人とはいえないもののしぐさやなんか愛嬌があって実に可愛らしい。噺以前にまずボイストレーニングでもやってそのみっともないキンキン声をどうにかしてくれという女性の噺家はめずらしくないのに、発声がそこそこまともだし。ああ舞台演劇やってたのか、道理で。

4日にはBlueFairyの実店舗Sora*Iroに行ってきた。つくばエクスプレスの三郷中央駅という、何を好きこのんで韓国くんだりからわざわざそんなところに出店するのかと訊きたくなるような立地であるが、うちからは近い。多分これなら自転車で行けると踏み、南流山駅から先は線路沿いに行けば最寄駅まで最短に近いルートでたどり着けるはずと、地図を持たずテキトーに出発する。江戸川を渡る橋がなかなか見つからなくてうろちょろしたり途中食事したりで行きは2時間以上かかった。川を渡るルートがわかったので帰りは1時間そこそこ。しかし客がいなかった。オープンしたばかりだしドールズパーティ帰りに寄る人もいるかなと思っていたのにさっぱりいなかった。店員が「また遊びに来てください、しゃべれるだけでも嬉しいです」とか言っていたのだが、えー、大丈夫なのか。家賃安そうな立地とはいえ採算とれるのか。韓国から直に通販でも送料安いからなぁ。


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