諸事情により、住基カードを作ることにしたのだった。諸事情もへったくれもまあ、要するに今後身分証が必要な局面が予想されるから。保険証と年金手帳の2本立てでもしのげないところを、カード1枚ですませる手段があるのなら用意しない理由もあるまい。写真を持って最寄りの出張所で申し込み。それこそ官公庁発行の写真入り身分証があれば即日発行になるところだが、そんなものを持っているなら住基カードなど申し込まないのである。と、いうわけで、書類の郵送待ち。
それにしても、4桁の暗証番号というのはどうにかならないものだろうか。いろいろな年号やら日付やらを使っても、いい加減ネタが尽きる。
先方に届いたのが確認されたので 見合い写真(36,255bytes)。Tiny Fairyの43cmに慣れると58cmのSDは取り回しがしんどくってね。 服や小物も本当に気に入ったものだけ手元に残していたので未練がなくはなかったが、サイズの合うドールもないのに持っていても仕方がないからすべて処分した。
と、いうわけで、今ちょろっとあぶく銭ができたので大変危険なのだ。ないない、買うものなんてない!
うちのあたりは震度5弱だか強だか。当家は10分歩くだけで両隣の市に入るところにあるので、行政区と関連なくやってくる気象などは3市分の情報を参照せねばならぬ。インフラに支障はないが、自宅のガスは自動遮断装置が作動して止まっていた。ああ、うん、必要なときに正常に働いたようで何より。なんか散乱しているが余震も続いているから今日はもういいことにする。
猫どもは揺れ始めはきょろきょろしていたが、大きくなったらあわてて逃げ出し、一目散にわたしの入れない狭いベッドの下に逃げ込んだのだった。
献血に行ってきた。近場の駅前に献血ルームがあって、今日は同じ駅前に献血バスも来ていたのに、1時間半待ちの満員状態。待っている間にも続々と人が来る。皆考えることは同じらしい。
本当のところ、文字通り猫の手ほども頼りにならない猫2匹と自分だけで家にいると、静かなもんで震度1や2のわずかな余震でもすぐに気づいてしまってしんどく、うるさい外に出ているほうが気がまぎれるから行ったのだが。で、着いてゆっくり食事をしてから歩いて献血ルームに行っただけなのに、事前の検査で脈が111もありやがる。どうなのこのノミの心臓は。今日でよかったよ、昨日だったら120越してた自信があるね。
12日には独Kanis-Augen社から見舞いメールが来ていた。日本での恐ろしい地震を心配しています、あなたと仲間と家族のために心から無事をお祈りします、くらいの内容。
それにしても、ほとんど報道されない長野のほうは大丈夫なのかな。本来ならトップニュースになるような震度だったのに、ほとんど忘れられたような状態で気の毒。救援もどうしたって東北優先になるだろうし。
て、書いている間にも余震が。猫どもはまたわたしを置いて逃げるし、もう。
余震が目覚まし代わりの体たらく。1日1回は夜中に市の防災無線が「緊急地震速報、大地震です」とやってくれるのがしんどい。余震の大きさどころか発生とさえほとんど連動していないのだけれども、あれは一体何なんだろう。
輪番停電は公開されたPDFによれば2つのグループに入っている。ひとまずいろいろ充電。ノートPCとエネループはこういうときによい。PHSはUSB給電できるので予備機となっているCF-R5も電源代わりに充電しておく。午前中、ごみを捨てるために外に出たら、ドアに貼り紙がしてあった。何事かと思えば自治会からで、このあたりが2つのグループのどちらに属しているかはわからない(東京電力に問い合わせようにも電話がつながらない)とのこと。かつ、停電になると浄化槽が止まるから、停電の時間帯には排水を一切出さないようにという通達だった。なるほど、そうきたか。定番のトイレに風呂の汲み置きを使うとかやろうとしなくてよかった。
先日の住基カードを取りに来るようにと通知が来ていたので、出張所へ。普段から閑散としている小さな出張所なのだが、いつもより職員が少ないのは市役所のほうに応援が必要な状況ということだろうか。節電のためか照明を落としているなか、暗証番号を2度入力、設定がきちんとされたか確認のためさらにもう1度入力して受け取り。姉妹市である相馬市への救援募金を受け付けていたのでなにがしか入れてきた。正直言って、姉妹市などというものがこの市にあったこと自体、こんなことがなければ知らなかった。
さらに買出し。停電の関係で14時前後閉店となっている。生鮮食料品や惣菜類は意外とあり、一方で加工食品(主に缶詰とインスタント食品)と水はすっからかん。冷凍食品が4割引、そりゃあそうだよね。まあ、2週間くらいはくいつなげる乾麺の備蓄があるし、猫の餌にいたっては4月上旬までは持つだけの家庭内在庫があるので、買うものは惣菜と野菜で普段と変わらん。あせって買い込むような人はあまりみかけなかったが、そういう人はそもそも午後になってから買出しなんてのんびりはしていないのかもしれない。
ムダなサバイバル精神を発揮して普段からPHSのストラップに小さなLEDライト(これ→E-GEAR ジッパーライト)を付けていたので、ボタン電池の予備を買いに行く。これも結構な品薄。まさしくそのボタン電池を買いに行った身で言うのもあれだけれども、乾電池はともかくボタン電池ってこういうときに買いだめの必要があるほど使い道あったっけ?
て、書いている間にも余震が。
その後、防災無線は沈黙している。嫌ほど余震があり、嫌ほど震源地と震度速報を見る機会があったため、震度に関してはどこを参考にすればよいのかわかってきた。やはり市内より隣市のほうが体感に近い。まあ、距離的にも地形的にもそっちのほうが近いもんな。
12時前に郵便局へ行ったら、窓口が11時で終わり。ぬかった、そんなに早いとは。停電の状況がまだよくわからないため、明日の営業時間も不明とのこと。12:50停電開始、15:40送電再開。市のサイトでは、停電時には浄水場の運転を自家発電機でまかなっており、燃料補給の状況によっては断水になる恐れもと言っている。ごみの収集も今のところ行われているが、収集車のガソリンの状況により変動する可能性もあるらしい。まあ、それくらいなら何とでもなる。