と、いうわけで、何かと誤算の多い今日この頃ですが、もう1つオマケにのっけから給料が上がりました。わあ。まあこのひと月、いろいろと芸を見せたからね。でも、くさっても20年選手のライター兼編集者をつかまえて取材記事が書けることをほめるなっていうか、ナメてんのかっていうか。
それはそれとして、早くもテクノロジーが恋しくなってきましたよ。1週間で昨年1年分の手書き文字を書いたね。30年前に飛ばされたような気分。記者会見やら何かにつけ自社商品のお土産付きだが、そんなものより資料を寄こせ。緊急でも何でもない、ひと月も前から出欠とっているような記者会見がどうして全部、資料の1つも出ない口頭で原稿を読み上げるだけの発表になるのか誰か教えてほしい。会場で席を確保していつものようにノートPCを広げたら、見渡すかぎり自分が持ち込んだ1台以外いっさいPCのたぐいがないことに気づいたときは血の気が引いたね（ものすごい悪目立ち!）。社長も広報の人も、業界紙の記者も、全員そろって紙とペン。プレゼンテーションソフトを使った発表もデジタルデバイスでのメモも万能ではないのは認めるが、あえて言うぞ、発表者が口頭で淡々と数値をまくしたて、それを記者が紙とペンでシャカリキになって書き取るってソレ、「記者会見」ってタイトルのコントか何かなの?