「日本水産百年史」デジタル版というのものが公開されている。たわむれに(というか締切前の現実逃避で)ちらほらめくってみたらば、これがなかなか興味深いものなのだった。「戦う日本漁船 戦時下の小型船舶の活躍」(大内建二著/光人社NF文庫刊)で読んだ、徴用された捕鯨船の名前がこちらでも散見されたりと。業界紙でマルハニチロ、日本水産、極洋、ニチレイが大手4社として扱われていて、わけもわからず漠然とそんなものと思っていたのだけれども、これって戦時中の水産統制令にまでさかのぼれるのね。この中でニチレイだけ事業内容の毛色が違うのも。
まあ、こういうことがわかったからといって日々の仕事に役立つわけでは絶対にないのだけれども(だって原稿も進まないし)、何事もわかるというのは面白いことであるよ。
トワイライトエクスプレス、来春で運行終了へ。おおぅ。「若旦那とわいらとエクスプレス」が何の話だかわからないということに。