とりあえず、仕切り直し


05/06/2015 へらず口

とある会社で、営業部員の電話応対技能検定合格を推奨しているのだとか。電話応対だけではなくビジネスマナー全般に関わる検定と聞いてつい、ところで出されたお茶はどうするのが正解なんすかね、とか軽口を叩きそうになり、がんばって自分の口をふさいだのだった。しおみさんは百のビジネスマナーよりまず「口は禍の元」と刻んだほうがよい。

08/06/2015 夢を砕かれる

ファミリーレストランとかそんな感じの店で食事をしたら、サラダバーに綿菓子機があって、ちょっと作って食べてみたのだった。割りばしにうまく巻くのは存外難しい、というのはさておき、不味くてびっくりした。不味いというか、砂糖の味しかしない。いや、まあ、ザラメを綿状にしているだけなんだから当然ではある。何だろうこのがっかりな子供だまし感……! 子供のときは人並みに綿菓子くらい買ってもらったはずであるが、そういえば美味しかったという記憶はなくさほど好きなわけでもなかったような。少なくとも、夜店で「どれか1つだけ」と言われて綿菓子を選んだことはなかった。もともとそんな程度なのか。

猫どもの予防接種の時期になったので、これまでの接種証明書を綴じてあるファイルを引っ張り出して確認して驚いた。連中、いつの間にか7歳になってたよ。シニア用の餌ってだいたい7歳くらいからなんだよな。おお何てこと。ついこの間まで子猫だったのに。

10/06/2015 わりといまさらだけど

ここに置く画像ファイルのためにJPEGエンコーダとして長らくEJX32を愛用してきたのだけれども、Windows8になってからプラグインが64bit非対応で動作しなくなってしまったのだった。もともとEJXはX680x0のそれだったわけで、そりゃまあそうだよなってか我ながらいつまで使ってんだよとしか言いようがない。でもなんか使いやすくて好きだったんだよなぁこれ。

国立近代美術館フィルムセンターで、2013年から2014年までに死去した映画人に関わる映画の上映企画「逝ける映画人を偲んで 2013-2014」があるそうな。玉石混淆の極みな企画で、この期に及んでスクリーンで見られるのが奇跡か冗談みたいなものもあるが(いや、だって、「ガンヘッド」とか「コータローまかりとおる!」とか……)、それはそれとして「大魔神」に「萬世流芳」! いやっほぅ!

11/06/2015 Tweet please.

ディープな宇宙をつまみぐい」というJAXA謹製ラジオ番組がある。JAXA職員がパーソナリティになって、ゲストに毎回1人JAXAの研究者を呼んで研究内容を紹介するのだが、怒涛の勢いで出てくる専門用語を一切説明しない、オフィシャルblogも番組終了後に用語リストを載せるだけで説明してくれるわけじゃないという、自力で調べないライトな聴取者を全力で置き去りにするゴーカイな仕様のわりと面白い番組である。

それはさておき、イマドキのラジオ番組としてtwitterを使うところ、パーソナリティの1人が使う「おつぶやきください」というフレーズに名状しがたい違和感があるのだった。間違ってないうん間違ってないよな文法的には。「つぶやく」という動詞が命令形で使われることがフツーないっていう違和感に加えて、尊敬語にまでなっているところがひっかかるのか。twitterが徒花にならずこの先10年使われ続けたら、「おつぶやきください」にも違和感なくなるのかなぁ。

15/06/2015 なんでこんなところでって

古今亭駒次の赤坂寄席50回記念スペシャルに行ってきた。実は赤坂寄席自体には行ったことがなかったりする。その昔、どこかのポッドキャスト配信で「鉄道戦国絵巻」を聴いて、あれは東急線沿線住人か鉄でないと笑いどころがさっぱりわからない噺なのだが、わたしは当時目蒲線やら池上線やらのあたりをうろちょろしていたので。それから独演会には行かないまでも他の人との会とかで機会があれば行っていたところ、今回の会を知って予約。

チケットが鉄道の切符風(26,758bytes)で、入場時にはちゃんと改札鋏で入鋏もした。前座は金原亭駒松「からぬけ」、そういえばこれ初めて聴いた。駒次で「We are イディオッツ!」、なんかこう、ツッコミが追い付かない感じのチアリーディング部話。絵にしたら無理がありすぎるような図を怒涛の勢いで有無を言わせず押し流せるのは話芸の強みだなー。柳家小ゑんがまあこれが来るよね当然「鉄の男」。で、プロジェクタで写真を出しつつトワイライトエクスプレスに乗った際のレポ「ぼく、トワイライトエクスプレスに乗ったよ!」。プロジェクタのアスペクト比がおかしかったような、気のせいか? ホームで列車と撮った写真に1/3ドールの撮影をしている人が写りこんだのをネタにしていて、ああ、うん、ドルフィードリーム……。で、太神楽の翁家和助、傘の曲をかくし芸にする際は「透ける傘」「軽くて丸いもの」「口は閉じる」がコツ。でもって駒次「公園のひかり号」。今度は普通の赤坂寄席にも行ってみたい。


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