とりあえず、仕切り直し


02/03/1998 仕切り直さない「仕切り直し」

2月29日に始めたので記念日が来るにはあと2年かかりますが、おかげさまでこのページも3年目に突入いたしました。1年経ったらタイトルを変えるとか宣言したような記憶もあるけども、メンドクサイのでそのまま行きます。つーわけで、過去の「仕切り直し」をまとめて公開し始めましたんで、ヒマなときにでも見に行きましょう。特に最初のころはさァ、こう、自分でも笑っちゃうくらい初々しくってさァ。

他の変更点は以下のとおり。

教訓。Dynamic Fontについてサーチエンジンで調べる場合は、Dynamic FontよりTrueDocをキーワードにすべし。くぅっクヤシイ。まいっか、原典をあたったほうがいいに決まってるもんな。

04/03/1998 サバを読む

歳のサバを読むとき、実年齢より少なく申告するのと、多く申告するのと、どっちが得だろか。多く申告すると、歳のわりには若い外見だ、と思ってもらえる可能性が高くなるような気がする。でもって、実年齢よりも外見上若いか否かのほうが、一般的には価値がおかれていそうだし、と。いや、ラジオで昔の歌手か何かの誕生日について、サバを読んでいることを匂わせるような言い方をしてたので。特に外見を重要な売りとしている女性の芸能人の場合は、サバを読んでいるうちが華なのかもしれんなー。

28日が締め切りと騒いでいたような記憶もあるが、2本のうち1本は未だあがらず。今日電話がかかってきて「今週中にはあがりますよねー」と明るい声で言われた。今週中というからには週明けに到着するのを期待してるな。発売日を聞いていないからよくわからないが、あの調子なら来週末でもまだデッドラインじゃないと見た。賭けてもいいぞ。おととい「遅くなりました」と付けて1本出したけど、きっと最初に届いた原稿だったに違いない:-) ま、この手のサバ読みに関しては他人に文句言えたすじあいじゃないけどね。

05/03/1998 怠惰の言い訳

締め切りを見切ってしまったため、やる気が起こらない(笑)。編集者っていうのは、ヒドイ原稿は滅多によこさないし絶対に落とさないから頼みやすいけど、“本当のスケジュール”を知悉しているから非常にやりにくい相手でもあるよな。だーらだら。

06/03/1998 ぼー

ワタシの辞書にない言葉。「ありがた迷惑」。好意であろうが何だろうが、こちらの都合を考えないで押し付けてくることなんて「気持ちはありがたい」とさえも思わんね。そんなものはただの「迷惑」なのだ。

床屋に行きたいなー。

ぼー。

09/03/1998 ハマっちゃったぞ

だから、どーしてワタシがJavaScriptまで勉強せにゃならんのだッ! ああっホントーに明日からでもこっちの業界に転職できるなァ……。

11/03/1998 そういう仕事が

まわってくるのも問題だが、ワタシが大変ハマりやすい体質であるってのはもっと問題だよな。特に「自動的にできる」とか「一括してできる」とか、そういうワザにはすぐハマる。なんかこの1、2年は、この手の勉強をするのが苦にならないというか、それどころかものすごく楽しいというか……どうしちゃったんだろ。ああっこの学習意欲が学生時代にあればっ。

12/03/1998 効率よくするのだ

ううっ。徹夜はイヤ徹夜はイヤ徹夜はイヤ徹夜はイヤ徹夜はイヤ。
何とか徹夜せずにすむようにするのだ、するのだ、するのだ。

英文の翻訳にまわすための文章中に、(誤用として広まってしまったほうの使い方で)「ホームページ」という言葉がでてきた。翻訳とnative speakerのチェックを経由したらどうなるかな、と思っていたら、「website」になっていた。やっぱりそーいうもンか。

13/03/1998 漫画とか小説とか映画とか

J-WAVEを聞いていると、DJが映画007シリーズのことを「ゼロゼロセブン」と言っているのが大変気になる。「ダブルオーセブン」でしょ、そりゃ。「ゼロゼロセブン」は元役者で変身能力を備えたサイボーグでしょ。

「辺境警備」角川書店版6巻を買ってきたら、次は「グラン・ローヴァ物語」を書き下ろし付きで刊行すると折り込みチラシに書かれていた。部門は変わってもアコギな商売方法は変わらんか、角川。買っちゃうんだろうな、自分。それにしても、どうせなら未完になってる「ブルー・インフェリア」のほうを出してほしいんだけどなぁ。

ところで、神殿から禁止されている裏稼業・黒呪術師と大神官が会話するところ、あのエピソードの一連の台詞(「黒呪術による穢れを清めるためには黒呪術の知識が必要だ、だから自分(大神官)も黒呪術の心得がある」とか「闇から目を背ける者は闇を乗り越える力もない」とか)は、今のご時勢においてはなかなかもって深い台詞といえるな。余談ながら紫堂恭子って、中学校の先生だったんだよね。

ちょうどDomain-Talkでも小中高校向けドメインの論議をしているんだけど、子供向けドメインを作るとして、それを「子供の情報を外界から守る」ための手段としてはぜひ使ってほしいけど、「子供を外界の情報から守る」手段にはしないほうがいいんじゃないかな、とかちょっと思ったりするのだった。

「ブギーポップは笑わない」(上遠野浩平著、メディアワークス刊)がすごく面白かったのだ。これって「電撃ゲーム小説大賞」という、いかにもくだらないものが選ばれそうな新人賞の受賞作だったりするんだが、その馬鹿っぽい賞の名前からは想像もつかないタイプの面白さ。ワタシはこの賞をその名前から馬鹿にしていたんだが、もしかして結構ワタシ好みのものが出てるのか? そういや第1回受賞作の「クリス・クロス」も面白かったし(ただし、作者の次回作を読みたくなるほどじゃなかったけど。ちなみに上遠野浩平は次が出たら絶対買う。それくらい面白かった)。どーもワタシは妙な偏見を持ちやすくていかんな。


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