とりあえず、仕切り直し


20/03/2002 ロボ2題

ソニーのSDR-4X。いや、あのさ。この球体な関節っぷりがさ……。身長58cm?(ちょっくらそれを見る) うわ、ちょうど同じか……。

いや、いい! 動かさんでいい! こんなの動かないからまだ可愛い可愛い言えるんであって、これが動いたらむしろホラーじゃないか! たとえ仕組みがわかってたってコワすぎて部屋に置いておけない!

そうかと思えば川田工業と産総研のHRP-2プロトタイプ。今度は出渕裕のデザインですか。っていうか……いーずーぶーちーぃ? あーたこの頭部デザインはいくらなんでもあまりといえばあまりにまんまじゃないですか? いやガルちゃんの昔からそうだったじゃんといえばそれまでなんだけど。なにせ、今ワタクシの脳内における彼の株は下がる一方だからなー。

TV「ロシア語会話」のテキストを買うべきか買わざるべきか。覚えようなどとは考えずに見るつもり(だいたい初学者が覚えたいのならラジオ講座を聴くべきなのだ)であったから、テキストなんかいらんはずなんだよな。うーん。書店に並んでいるとなぁ。つい手がのびそうに。うーん。

ところでわたしの行く書店では、ロシア語講座・会話のテキストだけが平積みになっていないのだった。独仏伊西中韓は平積みなのにっ。ロシア語ってそんなにマイナーか? マイナーなのか!?

24/03/2002 かく戦えり

しおみさんは人ごみが嫌い。

そんなわけで、なんかあったときの素材用に、写真を撮るようにしようと思っている。桜を撮りに洗足池公園に行ったのだった。そうしたらもうすっごいヒト。ヒトばっか。なんなわけコレ。

当然といえば当然なんですけどねぇ。自分が花見とかしようという発想がまるでないヒトなんで、花見客が大挙して押しかけているという可能性にまったく思い至らなかったんですよ。だから驚いたこと驚いたこと。1分で敗退。いいよーだ、目黒川で撮るよーだ。

目黒川といえば、桜亭スタジオの桜も満開でありました。花見以外まるっきり使い道のなさげな縁台が造り付けなこのスタジオでは、先週末になんだか宴会をやっておりましたよ。……やっぱりあれ、花見用だったのか。

さて洗足池公園から撤退し、商店街をふらふらしていたら洗える着物用反物が安く売られていたのだった。出てきた店員の兄ちゃんにうっかり「これって仕立てるのにいくらくらいかかるんですか」などと訊いたのが運の尽き。店の奥に連れ込まれ、色無地を力いっぱい勧められる。待て兄ちゃん。2万円足らずの品を買うのにためらう客に、なぜ20万円の品を勧めるのだ!? しまいには店長まで出てくる一大ピンチに陥ったが、一日に二度も敗退してたまるかという虚仮の一念でからくも逃走に成功。オソロシイからあと3ヵ月はあの商店街に近づくまいと決意する。

いや、まあ、ね。かなり欲しいなとは思いましたけどね。本当に綺麗だったし。買って買えない金額でもなかったし。でも20万円あったらs30だろうが1番ヘッド(ボディ込み)だろうが買いたい放題じゃないですか。やっぱりそっちを優先しちゃうよ。

ちなみに、ずっとぐるぐるしてた考えが「一反はいらない。三尺だけ売ってくんないかな」だったなんて、口が裂けても言えない。←何に使うんだかは想像つくね?

25/03/2002 お針子修行

ところで、1m180円しかも2割引というとんでもない値段で買った綿布で、服など作っている。1mの大きさを知る。つ、作っても作ってもなくならねぇ……! 人形としてはかなり大型の部類に入るSDでこれか。ジェニー服とか作ってるヒトって、やはりパッチワーク用はぎれとか買うんだろか。

また布端を処理するピンキング鋏がキツくてな……黄金の右腕があざになりそうな勢いで。ああロックミシンが欲しい。いやそんなぜいたくは言わない、せめてジグザグ縫いができるミシンが欲しい。直線縫いしかできないんだよね、手持ちの奴。

某編集部の歓送迎会に行く。行く前から帰りたいモードに入る。昔から得意ではないが、最近ことのほかああいう場への苦手意識が強くなってきているのはどうしたものか。多分そんなに安くはない(でも高くもなさそう)中華料理屋だが、ああいう場ではやはり食った気になれん。自分の金で安いラーメンでも食って帰りたいよーぅ。

26/03/2002 3月が終わろうとしている……

何にあせっているかは言うまでもない。絵を描きたいっていう意欲が全然、まるっきり、何にも、ないんだよなぁ(だから某デスクトップアクセサリも手がうてない)。いっそなくすか。誰も文句言わんだろうし。

ビクターのなあ!という有料音楽配信サイト。1曲350円? 高いわい。や、だってCDより音質落ちてバックアップとれなくて1曲だけで350円でしょ。それくらいなら1000円出して2曲入りのCD買ってPCで聴く。バックアップとれない使い捨て、いや、聴き捨てか。それじゃ出せる金額は100円が上限だなぁ。バックアップとれるなら、まあ曲によっては350円出せるけど。←これはCDを買いたいと思うほどでもない曲なら、って意味だ。

そりゃまあコピーされて困るのはわかるが、PCみたいにしょっちゅうクラッシュするわOSの入れ替えはしなきゃならんわ簡単に消せちゃうわみたいなもので使うのに、バックアップのひとつもとれないようじゃ売り物にならんでしょ。聴き捨てるつもりならともかく。どうなんですかねぇ? 音楽業界。コピー防止機能付きCD-DAモドキといい、 正当な手段で入手したヒトにあんまり負担かけないでほしいんですけど。

27/03/2002 刻が見えちゃったりする火曜日

ViaVoice with ATOK15。ATOK15にViaVoiceの音声認識エンジンを組み込んだ、まあそのまんまな製品だ。その宣伝文句。「軽い! 全部でたったの200MB」……200KBじゃなくて200MB?

そうか。200MBって軽いのか。ふ。人は変わってゆくのね。

焼き立ての温かいアップルパイが食える店を見つけた。何故かカレー屋。オーダーしてから30分くらいかかるので、食事もともに頼まなければ間がもたない。しかし、いかんせん、ここってカレーはあまり美味くないんだよね……。アップルパイ、こんなに美味いのに。

28/03/2002 気が大きくなってるから

経費の清算をした。1年分の。そりゃもうにわかに小金持ちさ。あぶく銭とはまさにこれを言う。しばらく花街には近寄らないようにしよう。何をするかわかったもんじゃない。

ところで、アレクサンドラさんは目玉持ちである。服は4着(うち1着はワタクシの手による材料費200円足らずのシロモノ)しか持っていないクセに、ドールアイは数えてみたらデフォルトを含めて9組も持っていた。どうせわたしは目玉ばかだ。1組だけシリコンアイであとは皆アクリルアイだから安いといえば安いのだが、塵も積もればなんとやらでかかった費用を計算してみたら……少し控えよう。←いったい何度この台詞を口にしたことか。

ところで週末はROBODEXに行くのだ。なぜならにわかに気分がもりあがったところで前売りを買ってしまったから。デジタルカメラの電池を充電しておこう。でも天気悪そうだなー。横浜……ふーん、ハンズを目標に行けば……。←待て、上の誓いはどこへ。

31/03/2002 名に恥じぬよう、とにかく働け、と

土曜日に行ってきましたですよROBODEX。朝は雨が降っていたのでどうなるかと思っていたけど、午後からは綺麗に晴れ。桜木町駅を出て動く歩道前に「入場まで1.5時間待ち(入場できない場合もあります)」というプラカードを持った兄ちゃんが立っていて、いきなりもう帰りたいモードに入る。が、なにしろ前売りを買ってしまったのでどうあってもいかねばならぬ。買ってなかったら間違いなく回れ右して中華街にでも遊びに行ったと思う。実際たどりついてみたらまあ列の最後尾までが遠いこと遠いこと。5分くらいは歩いたんじゃないか? さらに行列の途中で公式ガイドブックを買う。DVD付き。しかし再生環境がないから見られない。いい加減、PS2でも買うかな……。でも入場までは20分もかからなかったと思う。おおげさだよあのプラカード。

まあでも、人はやはり多かったですね。展示物が見えるところまで人垣をかきわけてたどりつくのが大変なこと大変なこと。ソニーのSDR-4Xなんかなにしろテキが小さいじゃないですか、人垣の後ろからだとちらりとも見えないでやんの。ブース内でやっているデモの分際でさらにチケットが出るというすさまじさ。HRP-2Pのデモは時間がうまく合わなくて見られず。その代わりトークショー「働くヒューマノイドロボット」のほうはねばって見ましたですよ。でもさ、あの司会者。あの場の主役は産総研の人たちだと思うよー。つーか、あの人たちの話、ちょっとくだけた感じでわかりやすくて面白かったのに。もうちょっと聞きたかった。

どうも、SDR-4XやらAIBOやらよりは、あの手の働くロボットのほうがわたしは好きらしい。いや、だって、ソニーのロボットってつきつめると要は玩具じゃないですか。そこに使われている技術がどれほどすごくても。なんか、わたしにとってロボットっていうのはそういうもんじゃないんだなぁと。

あとは、番龍は名前が格好良いしあの恐竜のガワがないともっと格好良いとか、Posyはやっぱり可愛くねェしかも格好良くもねェデザイナー出てきやがれとか、SAYAが来てる服あれはやっぱりナース服なんですかとか。でも何に一番ウケたかって、これですこれ。代理行動ロボット(16,863bytes)。イメージ画といいネーミングといい、すみっこのほうに「協力:ピース電器」と書いてあるんじゃないかと探したのはわたしだけじゃないはずだ。


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