「毎月1日は映画ファン感謝デーです」というわけで、感謝されに行ってきましたオタール・イオセリアーニ映画祭。グルジアの監督ということで、はてグルジアとはどのあたりの国であったか旧ソ連のどこかなのは確かなんだがとか思いながら「四月」を。まず愕然としたのが「字が読めねェ!」 アルファベットならスタッフロールくらいはだいたい読めるし、キリル文字でも人名とそれ以外程度には類推できるんだが、そんな次元ではなくもう何が何だかさっぱりわからない。調べてみるとグルジアは黒海沿岸の国でおとなりにはアルメニアやアゼルバイジャン、トルコなど。昨年、政権がシュワルナゼから暫定大統領を経てサアカシビリに変わるのにずいぶんとごたごたしたらしい。そういえば大統領選がらみのニュースは読んだような覚えがあるわ。あれま、「不思議惑星キン・ザ・ザ」のゲオルギー・ダネリア監督もグルジア人だ。……で、問題のあれはグルジア文字、わからん道理だ。→Wikipedia/グルジア語 →日本グルジア文化協会 →外務省/各国・地域情勢/グルジア
「四月」は「物より愛が大事」っていうストーリー自体は目新しいものでも何でもないが、台詞ではなく音で語る、その効果音の使い方が実にクールでキュート。なかなか良いなと思ったので続けて「月曜日に乾杯!」を。前夜というか当日2時間くらいしか寝ていなかったこともあって、前半の記憶は定かではない。が、後半に入って舞台となるヴェネチアの美しさに一気に目が覚めた。疲れているとダメだな。ところで子供たちの描いている絵が聖ゲオルギウスの竜退治なのは、やはりグルジア（Georgia）というのが聖ゲオルギウスからきている国名だからなんだろうか。
ソニー・エクスプローラサイエンス内のプラネタリウムがあまりといえばあまりにあまりだったので、日曜日にあらためてまっとうなプラネタリウムへ。という口実。ええ、ええ、声を聴きに行っただけですよ。何せ行き先が満天なんだから。プログラム「〜Planet Café〜 夜空の宝石箱」は、実にデート向きの内容だと思いました。今度「宇宙の驚異」のほうを見にいこう。
衝動買いの一種というか、トートツに海外から物を買いたくなることがあるのだった。幸いにしてドルも安い。使い慣れたアメリカの人形用品ショップではつまらないので、ちょっとロシアの時計ショップにしてみたり。実際にそれが必要であるとか欲しいとかいうよりも、こうなるとスリルが楽しいというのに近い。
で、オーダーを出してわりとすぐに発送済みのメールが来た。さらに数日後、「キミのオーダーは7月1日の朝に発送したよ。到着までだいたい10日から148日くらいかかるからね。未着のクレームは発送連絡から2ヵ月以内にヨロシク、それを過ぎて特に連絡がなかったら問題なく到着したものと見なすよ」というようなメールが。自動応答の受注確認メールと合わせて計3通。意外と細かいなロシア人。アメリカの人形用品ショップなんか受注確認メールくらいしか来ないのに。