8月頃からろくに書いていなかったので、いまさらコメントを書くのは面倒だがせめてメモくらいは残しておこうというあれこれ。
そしてただいま更新リハビリ月間です。書かないといくらでも書けなくなっていくしなぁ。まあ、そうなって誰が困るものでもないけど。
独映画のポスター、史上最高値の69万ドルで転売。フリッツ・ラングの「メトロポリス」。映画もそうだけど、このポスターも今でも充分通用するなぁ。
ブックオフ、中古書籍・CDのオンライン販売「BOOKOFFOnline」を2006年開始。え、eBOOKOFFの立場は? と思ったら、eBOOKOFFってBOOKOFFの店舗とは全然連携とってなかったのね。それにしてもまぎらわしいなぁ。
久々にTSUTAYAのレンタルビデオコーナーに寄ったら、現物と人間の組み合わせってつくづく不便だと思ってしまった。目的のDVDを探す手段が目grepだけなんだもんね。DVDだと背が細いのでなおさら探しにくく。ガイドとしてのジャンル分けもあまりアテにならないっていうか、「K-19」が犯罪アクションの棚に置いてあるし! まあ、確かに戦争映画の棚に置くのもちょっと違うが、だからといって犯罪アクションはないだろう。
そんなわけで「Avalon」(押井守監督)を見たりしたのだった。おおモブがまるっきり動かないぜ、絵を描かないと動かせないアニメではモブを動かし、放っておいても動かせる実写でわざわざモブを停めるか、ヘンな奴。しかし、演出として「あれ?」と思わせるためには実写で停めるしかないのかも。アニメだと予算の限界のため停まっているのか、演出意図として停めているのか判別しづらいし。バンクというか同じ画面の繰り返しにしてもしかり。どーでもいいけど、あのゲームにおいてメイジとかビショップとかいうジョブは、何かファイターと違う使い道があるのか? 皆同じことやっているような。
ヒロインが帰宅して飼い犬をなでながら何か言うシーンに字幕が入っていなかったんだが(この映画の台詞はポーランド語)、考えてみりゃそんなのいらないよな。飼い主が帰宅してすっ飛んできて甘える愛犬に向かって言うタワゴトなんぞ世界共通だ。1000年前も同じだったろうし、もし1000年後にまだ人間がいてそいつらが犬を飼っていたらやはり同じタワゴトを言うに違いない。
WX310Kの予約をしてまいりました。AH-K3001Vのサブディスプレイ故障はたまに直ったりするので単なる接触不良っぽい感じだけど、まあちょうど良い機会なので。今週末には新しいのが手に入ります。うは。
でもって「K-19」(キャスリン・ビグロー監督)も見た。…………ソ連原潜は嫌だなぁシャレになんなくって。っていうか予算がなくてもせめて放射線防護服くらいは用意しておこうよ。ところで、放射線障害には赤ワイン、ってのは聞いた覚えがあるが、根拠は何だっけ? ワカメならわかるんだけど。探してみたらマトモそうなのはこれくらいしか出てこなかった。→ビール成分に放射線防護効果を確認
真面目に作られた良い映画なのだが、しかし、やはりハリソン・フォードはミスキャストではなかろうか。「理想のアメリカ」俳優に、よりによってソ連の艦長役は無理がある。なんか顔つきがアメリカ人なんだよね。
一緒に借りてきておいてよかったと気分転換に「フェイス/オフ」(ジョン・ウー監督)を。なびくロングコートでスローモーションで二丁拳銃で教会で鳩が飛んで至近距離で拳銃を突きつけあう、大変にわかりやすいジョン・ウー演出詰め合わせ映画。ネタの大元である「顔の取り替え」まわりが1990年代に書かれたとはとても信じられないほどのお馬鹿シナリオで、これならわたしゃ素直に「男たちの挽歌」を見ているほうがいい。「面白いからOK」とか「熱いからOK」で済ませるには半端にディテールが語られていて、突き抜け方が足りないのが許せん。
すっかり花と美容と健康のライターとして油断していたところ、日本版SOX法が襲来した。わあ最近頭を使っていなかったからさっぱりついていけないよ。ライター仕事じゃなくてよかった、自分で書かなきゃいけない仕事だったら泣いちゃう。要するに現場の人間性まかせにしておくと、会計その他の不正やら業務の有効性やらの問題が漫然と流されて気づいたときには大変ヤバいことに、ってなことになりがちだから、あらゆる手続きの(企業内における)標準化・文書化および内部監査をシステムとして用意しておきやがれ、っていう法律なのかと考えたのだけれども、これで合ってるんかしら? 会計通り越して経営の話だから手に負えん。
母親が頭が寒いと騒ぐので、オッケーそういうことなら本格的な冬が来る前に-40℃にも対応できるような帽子を買ってやろうじゃないかということで、狼の毛皮を使った奴を取り寄せてみたのだった。そう、こういう奴→Wikipedia/Ushanka。あえて強調しておくが、赤い星は付いていないフツーの民間人がかぶるようなのをだぞ。
わたしは-40℃の世界を甘く見ていたと言わざるをえまい。そもそも素材でウケを狙うつもりで狼の毛皮にしてみたのだが、現物は大きさだけでウケを狙えるシロモノなのだった。入手したばかりのWX310Kのカメラで撮影したため、比較対象である500mlPETボトルが飛んでしまってうまく写っていないのは勘弁→正面から(18,052bytes)。これはまだまあ可愛げのある大きさに見えるかもしれない。上から見るとさらに笑えることに→真上から(10,621bytes)。何まだわかりづらい? これならどうだ→ヨークシャーテリア推定12歳と(19,584bytes)。
だいたいにして3枚目が特にひどいありさまなのは、これを見た母親が「犬のおうちにできるんじゃないの〜」とか笑って帽子に犬を入れようとしたため、犬が嫌がって帽子から逃げまくってまともな光源のあるところでは撮影できなかったからである。これだってテーブルの影に隠れたところに帽子を押しやってやっと撮った奴だし。もちろん内径はちゃんと頭廻り56cm用のMサイズになっているから、ヨークシャーテリアの成犬は入らないよ。それだけ分厚く、かつ毛足が長くてふかふかなのだ。
胴体のほうも-40℃対応に着ぶくれていれば、違和感のない大きさなんだろうなと。北海道とか日本海側の豪雪地帯あたりでかぶる分には良さげ。あとはスキー場とかね。だがしかし、千葉県では大げさすぎた。まあ母親の笑いが取れたからいいや。あとはマフなり何なり好きにリメイクしてもらおう。暖かいのは保証つきだし。