ところで、ゴールデンウィークの初めにUtro Moskvyが届いたのだった。新苗だけれども、蕾が付いていたので咲かせてみた。付いていたのは主蕾が1つに副蕾が2つ、副蕾はとって主蕾だけを。色や容はいくつか探した写真どおり、剣弁高芯咲きの絵に描いて額縁をつけたようないかにもバラ然としたバラで綺麗だけれども、香りがない。Help Me FindとかVintage Gardensとかの紹介だと強香ってなってるのになぁ。まあ、新苗を無理に咲かせているので秋に期待か。→モスクワの朝（14,163bytes）
ロシア語講座を聴いていたら、大変に良い感じの歌が紹介されたのでCDを入手したいと考えたのだった。大丈夫たかがロシア、何もベラルーシやアゼルバイジャンのCDを探そうってわけじゃないんだから、個人での入手経路も絶対にある。案の定、探してみたら新世界レコード社というところで扱っていた。在庫があるかどうか問い合わせてみるか。
キリル文字での綴りがわかったのでついでに検索してみると、ロシア語での情報は結構あるようだ。せめて英語にまけといてくれんかなーとキリル文字を単純にローマ字に置き換えて探してみると……ほらあった英語のオフィシャルサイト→Marina Kapuro Official Web Site 良い時代だ。
向こうのCDショップを探していたら、ジャンルはРок（ロック）やШансон（シャンソン）でわりとそのまんまでわかるものが多い。つーかКараоке。いや、英語とか中国語とかで「カラオケ」で通用するというのは知っていたけど、ロシア語もか……。
通常は仕事に出る前に犬を散歩に連れていくのだが、今朝は雨が降っていたのでここで用を足すのだぞと言い含めて玄関先にしばらく放置。ご飯の準備をしてから連れ戻しにいくと、奴はレディ・ヒリンドンに捕まっていた。サテここでポーの一族ごっこをするべきかあるいは笑う大天使ごっこかと考えるも、可愛いちびちゃんが「もっと髪をからめておくれ」どころか早く助けてくれろと大変に情けない顔をしていたので、とげにからまっていた毛を早々に取ってやったのだった。
たどたどしくキリル文字を追える（「文章を追える」ではないことに注意）ようになった初学者に立ちふさがる新たな壁、それがイタリック。иがu（のように見える字）とかпがn（のように見える字）になるくらいはまあわかるが、тがm（のように見える字）になるのはいくらなんでも理不尽じゃなかろうか。
と、いうようなところにぶつかるたびに、「日本語を1から勉強するよりはマシ」と自らに言い聞かせてみるのだった。日常的に使っているからそう感じないだけで、日本語の活用とか助詞とかそのへんのややこしさは格変化の比じゃないと思うんだよな。いや日本語母語話者でよかったよ、こんなのを文字を覚えるところから始めて習得するなんて想像しただけでもぞっとする。
ところで件の新世界レコード社に在庫問い合わせをしてみたのだが、彼女のCDはすべて品切れで流通しているものがないのだそうな。あとは向こうのCDショップで流通在庫を探すか、さもなくばeBayか。そこまではしたくないなー。
