とりあえず、仕切り直し


06/12/2009 踊ってきた

ドールズパーティなど行ってきたのだが、前回に引き続き、会場内で使用した金額は0円でした。16少女服と幼SD服の前でちょっくら買うたやめた音頭踊ったけどな。着せられるドールがないってば。

隣のホールで就職EXPOをやっていて、校則厳しめの女子校だってここまではないだろうと思えるほど、同じスーツ、ブラウス、靴、髪型、化粧で固めた女子大生の群れに圧倒された。あれを個別認識して自社に使える人材を見極めなきゃならない採用担当者ってすげェ。わたしならもう面倒になって黒以外のスーツ着てきた奴を問答無用で採用しちゃいそうな気がする。

で、有楽町へ移動して宙博へ向かう。会場へ降りるエスカレーターから会場内の混雑を見てげんなりし、入場待ち列の長さを見て回れ右。根性ナシと言わば言え嫌だよあんなところに入って行くの。

仕方がないので広場でやっていた大江戸骨董市をのぞく。今度はロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートを扱っている店の前で買うたやめた音頭だ。欲しいのは安かったんだよ4000円しなかったし。が、しかし、冷静に考えて、こういうものは実用じゃなく使い道は飾りしかないわけだし、わたしは物を飾るという習慣がまったくないわけだし、買ってどうするのだ一体と思いとどまる(理性! 理性!)。

結局、古着屋で刺し子模様が入った綿の半幅帯を1本買って終わり。2000円の値札が付いていたところ店主が「気持ちね」と200円おつりをくれた。終了間際ということもあったろうが、そういや骨董市なんて価格交渉をするべきところだったのだな。全然そういう発想がなかったよ。

13/12/2009 別にそういう趣味ってわけでは

昨日、足立たけ平の会というのに行ってきた。「扇の的」は例の平家物語にある那須与一のエピソード。あれはわりと講談っぽいというか、勇壮さ一本やりの直線的な物語で笑うところがないような気がしたのだが、落語だとこうやるのだな。

もう1席は「真景累ヶ淵」から「豊志賀の死」、怪談だ。真冬だけどでも怪談。この噺だけ聴くと、怖いというより豊志賀が哀れ。親子ほど歳の違う若い男にのぼせあがった年増女が嫉妬のあまりとる行動の醜悪さ、真に迫っている分ただひたすらに哀れだ。……確かに男が聴いたらたまらなく怖いかもしらんな、うん。→真景累ヶ淵

ところで「豊志賀の死」の枕で、男が愛人にする女は自分の歳÷2+7がちょうどよい、そこの奥さんが逆算してみたら男は100歳過ぎでそれじゃ愛人じゃなくて介護だ、などという話をした。それを聞きつつ自分の歳を考えてみてやはり介護だなと笑ったのだが、しかし、寄席で高座に上がる姿を見て、きゃー素敵格好良いー師匠こっち向いてー、などと脳内で黄色い悲鳴を上げる対象の噺家といいうのが、桂米丸(84)とか川柳川柳(78)なんだよな。あしたひろし(87)も大好きだし。その公式からあながちはずれていないよどうするんだこれ。

14/12/2009 失われた味覚を求めて

だいぶ前に買って出番のなかったポリエステルの羽織を、部屋着代わりに使っている。火を使うときなど袖が邪魔だし危なくて仕方ないので、ちょっくら検索してたすきがけの仕方を覚えた。これでいつでも御前試合に臨めます。

ウェンディーズ全店舗閉鎖の報を受けて、チリを食べ納めに行きたいのだけれども、大変な混雑が容易に想像できるので二の足を踏んでいる。急な話だったから期間が短く、今後も状況の悪化があっても改善する見込みはあるまい。どうしたもんかなー。

まあ、この歳まで生きていると、もう二度と味わえない好きな食べ物がいくつもあって、だからといってどうということもなく生きていけるものなので、それが1つ増えてところで別にとも思うのだけれども。


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