とりあえず、仕切り直し


03/07/2015 でも追いかけられたら怖い

国立近代美術館フィルムセンターの企画で「大魔神」見てきたよー。大魔神小さい! なんかもっとゴジラみたいに大きいものを想像してた。せいぜい4mか5mくらいしかないんじゃなかろうか。CGじゃない特撮って、汚さというか、埃っぽさが全然違うな。土着っぽい時代劇だとすごく映える。

海をはさんだ隣国に敵意を持つ人々は「奴らは、日本人を騙って悪事を行う。自分たちの罪を日本人になすりつける」と言う。その同じ口で、何か事件が起きるたびに「犯人は日本人ではない、通名を使っているに違いない」と言う。あらゆる犯罪を他国人になすりつけようとする彼らは、さてどこの国の人間なのだろうね。

と、まあ、ああいう類の言説はもっぱら顔を隠したネット上でなされるものだとばかり思っていた。“ネトウヨ”っていうくらいだしな。まさかじかに発声される「犯人は通名を使っている」を聞く機会があるとは思わなかったよ。先般に起こった新幹線での焼身自殺というか放火事件の際に、会社での雑談として。だいたい言っても無駄なので時事問題に関する雑談にはあまり口をはさまないようにしているのだが、今回は「そういう考え方はいかがなものかと思う」と言っていた。会社での雑談くらいはさておき、クリティカルな状況で「奴らを吊るせ」の大合唱に逆らうときは、どれほどの理性と誇りを持ち続ける必要があるのかなぁと、何だかげんなりしてしまったのだった。

12/07/2015 白血球はがんばっている

ここ数年で、のどの粘膜が大変弱くなったと思う。風邪をひきときはかならずのどからだ。治るにも時間がかかるようになったし、年は取りたくないものだ。

人間ばかりではなく、自転車も年をとったらしい。いや、まあ、安物だから仕方ないけれど。前回パンクした際に、チューブがだいぶ傷んでいるから次は換えたほうがいいと言われていて、またパンクしてしまったのでチューブの交換をお願いしたところ、フレームがガタついているから買い換えろと勧められてしまったのだった。その店はスポーツサイクルというか趣味者向けな良い自転車メインで、駅までの通勤と買い物に向いたものはほとんどないから購入は別の店のほうがよいと言われたくらいなので、商売のため買い換えを勧められたわけでもあるまい。ともあれ月曜からの足も必要なのでチューブの交換は止め、応急処置的にパンクの修理だけしてもらった。フト気づくと実は7年ほど乗っているので、買い換えもまあよかろう。来週末かな。

13/07/2015 初めての夏

保育園の前を通りがかったら、2、3歳の子供が暑いとぐずっていた。母親なだめて曰く「これから毎日暑いって知ってた?」子供答えて曰く「そんなの知るわけないじゃん!」なるほど、確かに当人の認識としてはそうなるわいな。これから夏で夏が毎日暑いなんて知るわけがない。何だろうこの夏への扉をねだる猫的可愛らしさ。あれくらいの子供って時々はかり知れないことを言う。

15/07/2015 プロパガンダは他人事なら面白い

男性浴衣の帯位置について。ああ、前座の若い男の子がよく左の着方してるよね。二つ目になるころには右みたいな着方で様になってる。そういや昔、道着の袴も新入部員がそんな感じだった。要は慣れなんだろうな。

国立近代美術館フィルムセンターで「五作ぢいさん」「私の鶯」見てきたよー。「私の鶯」は見るのが2度目。と、いうわけで、どちらかというとこっちが目当てだった「五作ぢいさん」は尋常小学校国語読本を原作とする納税の宣伝映画。だから映画として面白いかと言われれば決してそんなことはないのだが、映像として残っている当時の習俗として見ると大変面白かったりする。もうちょっと詳しい内容紹介があった→五作ぢいさん

あらまあこんな企画もあるのね→「収蔵フィルムで綴る 戦時下の暮らし」神戸か。さすがに遠いな。


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