忘れたころに更新されつつ続くこのサイトが、フト気づくと20年を超えていたのだった。わあ。
実は昨年のうちに会社を辞めたため、現在の職業は猫世話人で給料は生体湯たんぽの現物支給です。少なくとも今年半ばまでは現職を続ける予定。
長らくぐずぐず言い続けましたが、ついに電話を変えました。魂の売り先はiPhone 6sとau、16年ぶりに京セラ以外の機種を買ったよ。ちんまい1枚の紙しか説明書が付いていないのでユーザガイドをダウンロードしてみてそのページ数（799P!）と使いにくさにげんなりし、設定しておかなければまずそうな項目の多さにぐんにゃりしている。まあユーザガイドはPCで見ればだいぶマシとはいえ、こんなクリティカルな情報扱う機器をよくこんなおおざっぱな使い方させてるな……。
諸事情でパスポートを取得することになり、旅券事務所で書類を提出したら、係員から申請書と戸籍謄本とで名前の字が違うと指摘された。辺とか斎とかの異体字ぞろぞろの名前じゃあるまいしと思ったら、戸籍謄本では「潮」の字の月が横棒じゃなくて点々であると。いやいやそんな馬鹿な……うわホントだ。戸籍関連の手続きもそれなりにしてきたのに初めて指摘されたっていうかそもそも初めて知った。えー。いいですよこんなの。賭けてもいいけどこれ当時の関係者の書き癖が残っちゃっただけのノイズですよ。システムの無駄遣いだからすぱっと消しましょうすぱっと。と、主張しようにも、それは旅券事務所の係員相手にするべきことではないのだった。申請書の名前を戸籍謄本の文字に合わせて受理。ああなんてこと。自分には無関係と思っていたのに。
ところで昨年末あたりから固定電話とかいろんなものが壊れて難儀しているのだが、極めつけはガス給湯器である。諸々やる気がないので修理の手配をせず放置中。風呂はジムと銭湯でしのげるものの、家事が、特に炊事が。水冷たい! 油汚れ落ちにくい!
しかし銭湯良いな。回数券まで買っちゃったよ。自宅からの最寄駅2つにそれぞれ1つずつ銭湯があって、行きやすいほうが湯の温度がちょうど良くてナイス。多分一般的に言えば少しぬるめで、いくらでもつかっていられる。駅から徒歩2分のところにあるので露天風呂といっても天井が吹き抜け状態で空いているだけだが、時間がうまいこと合うと月見風呂になるのも良い。
日本語教師養成学校のカリキュラムが目が眩むほど面白そうだったのだけれども、自分が人にものを教えるのに向いたたちかというとまあ無理だよなぁ。まして日本語では、「何故わからないのかわからない」を地で行く恰好になりそう。
わたしの世代的にはインスタントコーヒーのCMソングである「Killing Me Softly With His Song」が作られた由来、「ロリ・リーバーマンが無名時代のドン・マクリーンの歌を聴いて受けた感銘を歌詞にした」というのを踏まえてその「Empty Chairs」を聴いてみたりした。こんな訥々とした感じの歌を聴いてなんであんなソウルフルっていうか入れ込んだ曲ができあがるんだかわからない。体温が3℃くらい違いそうだ。どーでもいいけど、「Killing Me-」の本当のタイトルはきっと「バーナム効果」だよね。