とりあえず、仕切り直し


01/09/1998 むかむか。

ローカル(CD-ROM)から読み込むことが前提になっているHTMLファイルを、どっかの古いMacintoshでうまくハンドリングできないっていう理由で「バグがある」と評されたのは大変に不快であった。

だいたいさーぁ、Webブラウザでファイルを読み込んだりリンクをたどったりしているうちにだんだん動作がおかしくなってくるっていうんなら、どう考えたってOSなりWebブラウザなりのバグ(か仕様)じゃん。メモリをちゃんと解放してないとかそんなところじゃないの?

「動作に問題がある」と言われたのならこんなに立腹しなかったが、「バグがある」と言われた瞬間に、確かにワタシは逆上していたと思う。

とか何とか言っている間に9月。変更点は以下のとおり。

03/09/1998 そんなワタシは下級者か

締め切りというか、納期というか、そんなようなものが2つ重なった。でももう終わった:-)

Macが起動しなくなってアセリましたが。Macはどーもよくわからんというか、とんじゃって作業中のデータが電子の彼方に消えうせたとかそういう次元のトラブルなら慣れてるんだけど(心を穏やかにして再起動するだけの話だ)、こういう事態にはあまり立ち会ったことがない。結局、CD-ROMから起動できることを教えてもらって、とにかく一度何だかよくわからないまま起動して原因のような気がするものを排除して漠然と解決に持ち込む。いや、だから、CD-ROMから起動できるとかその程度のことも知らなかったんだってば。

いつぞや、不慣れなアプリケーションを使っていてせっかく作ったファイルに間違った形式で上書き保存するというミスを数回繰り返してしまい、「私って馬鹿?」と悲鳴を上げたとき、それを見ていた最近PCを使い始めた人が、「しおみさんでもそういうミスをするんだねぇ」としみじみ感心していたことだよ。

しかし、慣れた人も技術力のある人もPCを触り始めて1ヵ月の人も、結構同じようなミスしたりエラーを引き起こしたりしてるんじゃないかと思うわけだ。違うのは、やっちゃった後の対処方法をどれだけ持っているかどこまで知っているかということで。

とかいう話を書くときに、初心者とか上級者とかそんなような用語を使えないのは不自由だな。私にとって、「私は初心者です」と宣言することは「私はこの不慣れな作業について熟練するよう自ら努力する気は毛頭ありません、だから私を甘やかして」と宣言することと変わらんのだよな。初心者という言葉とそれを自称する人が大嫌い。

あーまとまりがナイ。筋道がたってナイ。何が言いたかったんだ。「私は初心者と自称する人が嫌い」か、「私は自分がPCに関して熟練していないと知っているが、初心者ではない」か、それとも「熟練していない人としている人の差は、ミスの有無ではなくトラブルへの対処能力だ」か?

少なくとも今日は、「どうもワタシは熟練していないのみならずMacに関しては初心者であるような気がする」という気がしたんだよ、と、そんなような話。ああ、いや、「今日も様々な障害を越えて、締め切りを切り抜けたぜ! ふはははは」が本題でもいいぞな。

04/09/1998 こんなの一生使わない

はたして、作ったHTMLファイルは複数の機種で動作確認するべきなのか?

イエ、何だってこんなことを考えているかというとほんの少し前の記述を読むとバレバレなんだけども。

けども、JavaScriptとかなんとかそういうものを一切使用せず、HTML 3.2の範囲内のタグしか使わず、単純なtypoはチェッカでつぶしてあるHTMLファイルで、だよ? 特定のファイルを読み込んだらハングアップっていうのではなく、だよ? 特定の機種で特定のWebブラウザを使ったときにリンクをいくつかたどるとマシン自体がハングアップする、なんていう器用なマネを、どうやったらさせられると思う?

特定のファイルにかぎって起こるっていうならまだわかるんだ。でもそうじゃないっていうんだもん。<A>で指定している相対パスだって別に2byte文字を使っているわけでなし(そもそも英語版のマニュアルとして作ったHTMLファイルだからすべからくASCIIしか使ってない)、極端に長いっていうわけでもない。チェックしてみてくれって言われたって、どこをどうチェックすりゃいいんだよそんなモン。

っていうかそもそも、JavaScriptとかそんなようなものを使わないHTMLで、どんな表示になるかっていうこと以外のチェックを、複数のWebブラウザ・複数の機種でやらないといけないようなもんかなぁ。ある程度公的な規格に沿って書かれたものであれば、その規格に沿っているかどうかのチェックをしてあれば、Webブラウザを変えてとか機種を変えてとかのチェックは不要なんでないかなぁ。それとも私が信じている、HTMLはプラットフォームに依存しない形式であるということは、間違いだったのか? いや、まあ、一切チェックしないというのは理想に偏っているというのは認めるけどもさ。

けども、そういう状況ならWebブラウザを疑うよね、フツー。ええ、たとえそのWebブラウザがInternet Explorerで、しかもMac版であろうともさ。

07/09/1998 くどいようだけど一生使わない

だからね、ランダムにリンク先が変わるなんていう器用なエラーをだね、どうやったらHTMLで起こせるんだってば。そういうことはゼヒともInternet Explorerを疑ってくれ。頼むから。私は昔エライ目に遭ったので、そういうエラーを見たらまずIEのキャッシュを疑う。

それはともかく、先に問題となっていたエラーに関してWebブラウザ側の問題(どうも何かと問題の多いバージョンであったらしいとの報告が先方よりきたる)である疑いが濃厚になってきたところなのに、最新バージョンへの入れ替えさえせずにテストを続ける根性は見習いたいと思います。そんないかにも徒労に終わりそうな作業、ワタシなら抗議したおして絶対にやりません。

キャッシュをクリアするとか、HDDのエラーチェックをするとか、この手のエラーが起きた場合の基本的な対処すらしているのかどうかあやしいんですけど。

一連のトラブルに関して得た教訓は、担当者は大変重要である、という、そんなようなことだった。まー、アタリマエの話だな。

08/09/1998 そういう展開か

国民栄誉賞の話。没後にばかり贈られるので、政府が弔電がわりに出している賞なのかと思っていた。で、国民栄誉賞受賞者一覧なんかを見てみると、必ずしも没後に出ているわけではないんだな。スポーツ選手は記録達成とか引退とかで機会をとらえやすいからか、生きている間に授賞している。まあ、芸能・文芸のジャンルにおいて、「作品」ではなく「業績」を評価すべきタイミングっていうのは難しいんだろう。

それでも、だ。栄誉も名誉も、生きている間に得られずに何の意味があるんだ?

誉めるんなら生きているうち。親孝行するなら生きているうち。←おおっ、自戒のためのネタだったのか!?

ううっ、また寝違えた。首イタイ。

09/09/1998 発疹および寝違え対策

チト前に書いていた発疹だが、最初にできて最初に治った右手人差し指に再発した。かゆみは今のところない。しかし、ううっ、やっぱり見た目がキモチワルイ。いっそもっとハデに増えてくれ。そうしたら病院へ行って正体をつきとめてやるから。

ぎっくり腰とか捻挫がクセになるのと同様に、寝違えっていうのもクセになるんではないだろか。というわけで、1年から2年くらい腰をすえて、自分の寝違えに関するデータをとることにした。データをとるといっても、要は寝違えたらここに書いておくだけの話だけど。でもって将来「寝違え」をキーワードに検索し、その頻度を調べるんだっ。←なんて気の長い。

現在使っている3つの枕を廃棄してでも磁気枕を導入することを検討中。しかしながら、大抵の人間はのどもとをすぎると熱さを忘れてしまったりする。

11/09/1998 ふってわいた不動産問題

私が現在棲息しているアパートの隣には、同じ大家さんが所有しているもうひとつのアパートがある。ここには自転車置き場があり、私がいるほうのアパートの住人も使えた。それが、今朝方くだんの自転車置き場で「大家である」と名乗る見知らぬ人に、今後は置くのをやめるか、月2,000円の利用料を払うかしてくれと言われた。聞いてみれば、大家さんが亡くなって娘さん2人がそれぞれ相続したそうで、2つのアパートの名義人が違ってしまったのだそうな。

「それは存じ上げませんで、申し訳ありませんでした」とその場は謝っておく。トーゼンだが、この場合は大家さんが亡くなったことを知らなかったことに対する謝罪である。近所なんだから気付かなかったのはいかにも私がウカツであった。

しかしなー。この処理にはチト釈然としないものを感じるよなー。断固抗議して波風をたてたいほどの問題ではないにせよ。年間24,000円を節約したければ、小は「他に置ける場所を探す」から大は「自転車置き場のあるアパートに引っ越し」まで、いろいろと方法を考えられるし。

そうか、今のアパートはちょうど4年目に入ったところなんだな。引っ越しっていうのも気分が変わってよいかもしれん。アパート探しって楽しいしなぁ。あ、にわかに引っ越しに心が傾き始めた。引っ越しするなら時間がとれる今月中だ。帰りに住宅情報誌を買おう。

14/09/1998 ふってわいた解決方法

駐輪場問題に関しては、自転車を玄関のなかに持ち込んでしまうことでとりあえず解決とした。玄関が冗談のように狭くなったが、文句を言う人は誰もいないので別にかまわない。車体が軽い自転車を買っておいてよかった。部屋が2階でよかった。毎日朝晩、自転車をかついで階段を昇り降りするのがイヤになったら、そのときは引っ越しを考える。

そう、思い付いたその月のうちに引っ越しをすることは不可能なのである。ころっと忘れててさァ契約解除のための予告期間。余分な家賃を払えばいいんだが、私はそこまで金持ちではない。

住宅情報誌を見てみると、現在とほぼ同じ家賃で、実家のほうだと2LDKから3LDKのファミリー向け物件が借りられる。現在と同じ1Kなら家賃は半額である。礼金ナシの物件も多い。こういうのを見ると実家に帰りたくなる。←フツー実家に帰った人はアパートを借りたりしません。

とりあえず、仕切り直し(Archive)


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