もはや何周年といちいち騒ぐような類のことでもなくなってますが、8年目に突入しましたよお客さん。がんばれわたし。2度目の開設記念日まであと1年っ。
週末を費やしてえいやとアレックスのメンテナンスをしました。いや、また先延ばしにしようかと思っていた矢先に届いたドレスが想像以上に可愛らしく、これはもうドレスに見合う顔を作るしかあるまいとにわかに気分が盛り上がったので。全身のコーティングを落として1000番でペーパーがけ、テンションゴム交換、メイク直し、ついでにSカンの首固定パーツをエポキシパテで自作。
……アレックス、いやさアレクサンドラ、わたしはキミをみくびっていたよ。「アレクサンドラなんて華美すぎて名前負けだ」とか思っていてすまない。なんだかんだ言っても初期型でサラだもんなぁ。マトモにメイクすればちゃんと高慢チキで華麗な顔になるんだなぁ。ついこの間まで何の悩みもなさそうなボーっとした顔してたのが、いまや「生きてたって何かいいことなんてあるわけ?」と言わんばかりの鬱顔に。メイクを終えて新しいドレスを着せウィッグをかぶせたとき、ナチュラルに口をついた感想は「すげェ。まるでSDみたいだ」でした……これを何だと思っていたんでしょうか自分。ドレスの効果もあってなんていうか、いかにもSD然としたSDって感じになりましたよ。モデルのお嬢さんがののらしい小生意気な可愛らしさを存分に活かしてキュートに着こなしていた黒の半袖ドレスが、新メイクアレックスが着たら夏の喪服にしか見えなくなったのはご愛嬌ですが。この顔だともう藩恵子の声で「おじさま」とは言ってくれませんな。→新メイクアレックス（26,654bytes）
写真を出さない方針だったんじゃないかって? ええ変更しました。と、いういわけで、近々何かできます。方針の変更については、そのうちに該当ページで何か書くんじゃないかと。
で。話が出ないけど買ってないのかって、買ってないわけないじゃないですか「gravity」。「gravity」「シマシマ」「パーク・アムステルダム」とまるっきり傾向の違う曲。これはサントラ屋菅野よう子の引き出しの多さに感心するべきなんだろうな。pops歌手ではなかなかこうはいかないだろ。
「gravity」はTV Editとまったく印象の違う曲。TV Editのときはなんとも思わなかったんだよなぁ。なんか聴かせどころを省いてないか? でもって「シマシマ」。久々にまっすぐに可愛い系のlove song、少女漫画原作のTVアニメでエンディングテーマになっても違和感ないぞ。どうしよう、これナマ真綾が歌ってるところを見たら可愛さのあまり萌え死ぬかもしれない。「パーク・アムステルダム」は……なんていうか、ぜいたくな曲だなぁ、と。
保険をかけるつもりで2日分申し込んでみたら、なんてことなく第一希望と第二希望の両方取れてしまいました「レ・ミゼラブル」。まだ一般発売前だろうって? 世の中には会員向けの優先枠というものがあってだね……だから何の会員だとかは訊くなってば。どうせわかってるんでしょ。
もちろん喜んで両方見に行きますが、あらためてその金額の大きさに震撼するワタクシです。と、いうわけで、実家に電話をかけてスポンサー召喚呪文を唱え、取れたら一緒に行くという約束を取り付ける。明日がんばります。ええ、スポンサーの分を。何か本末転倒じゃないか自分。
敗北。
5番目ってのはまだヌルいか……。いや、まあ、自分のは確保できてるわけで（しかも2日分）、別にいいっちゃいいんだけど。
一部で好評みたいだったので「バッカーノ!」（成田良悟著、電撃文庫刊）読んでみたです、並んでいる間の時間つぶしに。いやあ面白かった! 時代背景からいって「神仙酒コンチェルト」あたりと比べられるかもしれないが、手法としてはむしろ「銃と魔法」に近いんじゃないかな。事態が必然ではなく偶然で転がっていくスラップスティック。ただ「銃と魔法」よりはライトノベルらしいヒキのよさがある……けど、ナゼだろう。2作目までは出て面白いんだけど売上がイマイチぱっとせず、路線変更をはかるというどこかで見たような未来像がミョーなリアリティをもって浮かぶのは……。
ところでチケット、未練がましくオークションなどのぞいていたら「カード会社での予約分」という出品があった。その手があったか……! 舞台演劇にはほとんど興味なくて利用明細と一緒に送られてくるチラシにほとんど目を通さないから思いつかなかったよ。唯一持っているDCカードのサイトを見たら9/13分だけだが受付はあったようだ。今度からそっちもチェックしなければ。ああでも、しょうがないけど出品見てると腹立つな。わたしが並んだ時間をどうしてくれる。←いや、だから、そもそも自分用には往復はがきを出しただけで労せずして2日分も取れてるってことを忘れてませんかしおみさん。←だって寒かったんだよぉ。
