とりあえず、仕切り直し


01/08/2003 チョーシにのって

ソレ系趣味ページの英語版など作ると、それなりに反応がくるのだった。実は日本語版を作るより反応は顕著かもしれん。その昔イラストページの英語版を作っていたときも、国内より国外からのメールのほうが多かったくらいだし。ソレ系趣味ページを作る日本人ってホントに日本語版しか作らないからねぇ。みな情報に飢えておるのだな。

と、いうわけで、台湾からメールが来た。例によってSPAMかとも思ったんだがSubjectがそれっぽくなかったんで目を通し、(他人のことを言えた義理じゃないが)難儀な英文を解読して要約すると「ウチはドールとか関連商品とかを売ってる。アンタのページで紹介してるドールアイに興味があるんだが、担当者を紹介してもらえないかな? くわしいカタログと価格表が必要なんだ。返事頼むよ」ってことらしい。入手先にはリンクをはってあるんだが、あれでは不足か? しかも全部オンラインショップだぞ。なにせわたし自身がオンラインショップで買ってるんだから。メモのほうを見てるのかな、それで日本語読めないとか? そもそもウチみたいな辺境を見つけ出せるなら、扱っているサイトくらい簡単に探せるだろうに。

とりいそぎ今回は「リンクはってあるオンラインショップで買っただけだから担当者は知らない。サイト行ってメールアドレス探してくれ」と英作文して返信するとして。あのへん、簡単なものでも英語版いるかなぁ……ドールサプライの入手なんて英語が読める人のほうが楽なんだから(京都造形ネットストアをのぞいて、日本語版のないサイトはあっても英語版のないサイトはない)、メモ関連の英語版は不要かと思ってたんだが。

で、フトReceivedヘッダを見てみると例のウィルスを送ってきていたサーバ経由……おーい。あ、でも、あれはDolls Bravo!作る前から来てたのか。じゃあ直接関係あるわけじゃないや。単に大手プロバイダってだけなのかも。

ああ、医薬分業の普及については地域差があるかもです。そもそも、あれもわたしの行動範囲レベルの話なので。とはいえ先日かかった病院にしても、隣が薬局っていうイワユル門前薬局なんですよね。

そういえば気づいていなかったが、実は7月は坂本真綾おっかけ月間であったのだった。レ・ミゼラブル観劇が2回(26日にもう1度行ってきたのだ)にニコパチ発売。ああ買ったさDVD付き限定版のほうを。amazonで予約してな! ←しおみさん年甲斐は? ←いまさらでしょそんなの。どーでもいいけど真綾ちゃん、プロが撮ったちゃんとしたプロモーションビデオより、溝口肇やディレクターのいのうえゆかこが撮影・編集した素のビデオのほうがずっと可愛いのはどうしたもんだか。

15/08/2003 行ってこい学校のプール!

「イリヤの空、UFOの夏」(秋山瑞人著、電撃文庫刊)の最終巻を読んだですよ。

もう内容云々以前に、これを夏に合わせて出してきたってだけで秋山瑞人(および手綱をとった峯氏……担当、替わってないよね?)は傑物といっていいんじゃないかなぁ。もちろん雑誌じゃなくて文庫だから、来年の冬に初めて手に取る読者もいるのだけれども。リアルタイムでつきあってきた読者、それもすれっからしの年寄りでなく本来のターゲット層には、この本は8月に渡すべきだろう。中学生諸君、きたる31日には学校のプールに忍び込め。多分伊里野はいないが。

さて、一番紛糾していたであろう時期のログを読みそこねたのでその後からの推測でしかないのだが。あれでも投げっぱなしに見えるものなのか。うーん。わたしゃ、きっちりまとめつつ想像の余地を残すラストっていうのを久々に見たと思ったんだが。むしろ最終話→エピローグの手紙で、あれれこんな懇切丁寧に説明してくれちゃうのかと驚いたくらいで。そういえば「イリヤの空、UFOの夏」コミックVer.である:-)「最終兵器彼女」でも、似たような感じだったかな。え、まさかこの戦争の謎解きがあると思って読んでたの!? と。いや、イリヤのほうはともかく、最終兵器彼女のほうは連載1話目から「設定の説明はしないからな!」と紙面が主張してたのにってね(余談だが、高橋しんは設定自体をあえて考えなかったんじゃないかと思う。秋山瑞人のほうはある程度考えたけれどあえて出さなかったという感じ)。

このところずっと、RPGというのは物語の媒体としては向かないものなんじゃないかということを考えていたんだが。主人公を(Lv.として抽象化できるようなわかりやすい力において)成長させ、最後の戦いに勝たせなければならないというしばりは、物語にとってはかなりキツイというか邪魔なシロモノなんじゃないかと。そもそも成長しないタイプを主人公にすえにくくなるし、成長物語にするにしても、本当なら主人公が勝てないまま終わるってのもヴァリエーションとしては面白いわけで。勝つことではなく、そこから何を得るかってのがキモなわけだから。勝たせなければならないってしばりはその点を忘れさせる、あるいは幅を狭くすると思うんだよな。ええ、つまり浅羽は勝たなくていいと。つーかむしろ勝ったら台無しだろ。浅羽が勝っちゃったら榎本の存在意義はどこに行くんだ。

あれま……ちょうどあの頃にサモンナイト3の話題が出てたのね。うん、買ってはきたよ?(と目をそらす) 封も切ってないけど。まだオルタやっててね……(と目をそらす) なんとかハードモードでWinged Deathとりたくて。他は撃墜率100%とれるんだけど、EPISODE2と9がまだね。


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