とりあえず、仕切り直し


21/09/2004 ファーマーへの道・苦闘編

と、いうわけで、行商してきました日曜日。持っていったものは久々更新のDolls Bravo!へ。あそこは半年に一回ペースでしか更新しないのか。赤のツーピースと水色のワンピースは残りましたので在庫として次にまわします。今度はドールショウに申し込んでみたいなとか。

いやもう、最後の追い込みで日本が世界に誇る犬萌え映画「イノセンス」を一生分聴きましたよ。どうも音楽よりアニメの音声だけ聴いているほうがはかどるらしく、中でも攻殻機動隊がベストだということに気づきまして。←台詞の絶対量が多くて耳だけで話がわかる、役者が全員水準以上、音楽が好み。最後の2日間はディスクを入れ替える手間も惜しく連続徹夜でひたすら再生ボタンを押し続けて再生回数は軽く2ケタ以上。そのうち台詞を丸暗記するんじゃないかと思った……。しかし、ありゃ絵だけ映画だと思っていたら音もそうとう良いのだな。犬のしっぽが床を叩く音とか。オープニングの指が組み上がるカットで「キリキリ、カチ」の「カチ」なんか実に気品のある音でぞくぞくする。

どーでもいいけど、2nd GIG #6とCOWBOY BEBOPを続けて聴くと何がなんだかわからなくなって楽しいです(#6は山寺宏一がしゃべりっぱなしの回。ゲストヒロインが林原めぐみ。音楽は菅野よう子:-p)。

それはさておき、アレクサンドラ・コルダナを枯らしてしまったのだった。おおなんということだ。2本寄せ植えになっていたうちの1本が、ちょっと葉が枯れてきたなと思ったらあっというまに枯死。同じ鉢に植えられていてまったく同じ条件であるはずのもう1本は何ともないから、原因がまるでわからない。生物は難しいな。

さらにコナジラミにオルトラン粒剤があえなく敗退。別の薬剤を買ってくるよりほかあるまい。となりに置いてあるコーヒーオベーションには全然つかないんだよなぁ。わけがわからん。

27/09/2004 現代版・東京物語

珈琲時光」(侯孝賢監督)を見てまいりました。90年代以降の侯監督はどうもなあと思っていたんですが、予告編を見たらなんだか昔の空気に戻っていたような気がしたので。そうしたら期待どおり。主人公陽子が電話しながら洗濯物を干すものすごい長回しのオープニングカットでもう大興奮ですよ。窓ガラス→襖→ちゃぶ台のある居間→襖→台所を1画面で見せる奥行きの画作りとか。言いたいことは山ほどあるだろうに淡々と肉じゃがの話をする父親とか。うっかりしてると寝ちゃいそうなおっとりした流れとか。こういうのが見たかったんだって感じ。80年代侯監督ファン懐古用限定映画だからひとさまには絶対勧めないけどな! しかし一青窈って可愛いんだ、びっくりした。

そして今わたくしは人類に生まれた喜びをかみしめています。すごいんだ、パイベニカスプレーを買ってきてかけてみたら、大量発生していたコナジラミもハダニも軽く一掃。ふはははは。虫けらどもめ、人類の叡智を科学の力を思い知ったか。

Amazon.co.jpからPhantom Dustが届きました。うわぁい。いや、近所のTSUTAYAで買うかと思ってたのに、最近とうとうxboxタイトルを置かなくなっちゃってね……オフラインのみでぼちぼちやってます。「身内に甘く他人に冷たい」らしいエドガー先生によくわからないまま身内認定されて懐かれつつ、ヴィジョンの武官制服組ご一行様にいつのまにか買われつつの、まだ第3話。やはり面白い、体験版より微妙に敵が賢くなってない?

パンツァードラグーンシリーズの二木幸生が作ってるってことで、地下街がシーカーの里っぽいなどと言われておりますが。構造やキャラクターの配置や話しかけたキャラクターのリアクションのタイミングなんかは確かに彷彿とさせます。そもそも主人公たちって探索者(seeker)だし。でもなんだかよくわからない崩壊した世界で、記憶のない主人公になって、好き勝手なことしか言わないキャラクターの間で右往左往している感触は、BAROQUEのほうを思い出すかな。


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