そういえば先日、ニヒル牛とニヒル牛2に行ってみたのだった。正確にはニヒル牛2でやっている「ダンボールの街」という展示を見たくて、せっかく西荻窪くんだりまで出かけるのだからとついでにニヒル牛のほうにも寄った次第。
レンタルボックスといえば武蔵小山のとラジオ会館1Fのくらいしか見たことがなかったのだけれども、ラジオ会館のはまあ置いておくとして武蔵小山のほうは早晩撤退しそうだなぁと思ったことがある。だって売れそうにないんだもの。中古屋かフリマに出したほうが最終的に入ってくるお金が多いだろうそれはっていう「どこにでもあるものの中古」か、さもなければそのへんのディスカウントショップと大差のないものしか置いていなかったので。その手の“ノイズ”が多すぎて、買いに行く客としてはあまりにも魅力に欠けたんだよね。
そのあたり、ニヒル牛は「……まあ、確かにここにしか置いてないかもね」というものが多くて、買うかどうかはさておき見る分には大変に楽しくてよかった。最下段のボックスでもフツーに目がいくし。無審査で集めた小さな店の寄り合い所帯でありながら同時に「ニヒル牛」という店のコンセプトもきちんと見えるところがすごいんだろうなぁ。でも採算とれてるんかな?
ところで今年、ネージュ・パルファムの植え替えをするにあたってスリット鉢なるものを導入してみたのだった。今まではもっぱら朱温鉢を使っていたのだが、さすがに陶器で8号は重すぎて管理が大変そうだったので。そもそも買って持ち帰るのからして嫌だったし。
昨年のうちに買ってあったのは8号相当の24cmを4つ。ネージュ・パルファム用に1つ、新苗を注文してあるUtro Moskvy用に1つ、家の庭に昔からある品種不明の赤いハイブリッドティーを挿し木で鉢栽培したかったのでそれ用に1つ、それからそのうち買いたいと考えていたレディ・ヒリンドン用に1つ。スペースを考えてそれくらいで打ち止めだろうと。
が、しかし、昨日レディ・ヒリンドンが届いてみたらば(いつのまに買ったとか訊くな)、24cmのスリット鉢入り。あれ。1つあまっちゃったよ鉢。そうかそれじゃ仕方ないから埋めないといけないな何かで。わーいカタログカタログ、今度は複色のがいいな!
フト一念発起し、PayPalのアカウントを作ってPOPFileのDonationをした。以前から何とかしたいなと思っていたのでそれはよいのだが、うっかりPayPalの使い方なんか覚えると、また海外通販のしきいが下がってしまうのが困りもの。
LA FOLLE JOURNEE au JAPONのチケットなど購入してみた。2005年ベートーヴェン2006年モーツァルトとわたしの好みからまるっきり外れていたため行ったことがなかったが、今年のテーマは「民族のハーモニー」。ストライクゾーン。調子にのって4公演、でもA席だから全部で6000円のお手頃価格。
そういえば先日もN響のチケットを取ったし、ぽっどきゃすてぃんぐ落語で覚えた噺家が出るようなので3月はちょっと寄席にも行きたいなどと思っていたのだった。1つひとつは安くても結構な散財だ。が、LA FOLLE-がちょうどドルパに重なっていたので、そちらの予算は不要になったしな!
「超妹大戦シスマゲドン」(ファミ通文庫刊、古橋秀之著)の2巻を買って読みました。2巻にして完結巻なんだけども、あの第1話からスタートしてあのラストに着地するのに如何様なるコペルニクス的転回を経たのか、読んだばかりなのにもかかわらず把握できない……さすが「売れるもの以外なら何でも書ける」と大評判の古橋秀之。すげェよいろんな意味で。