とりあえず、仕切り直し


10/05/2008 しばらくおっかけ月間

と、いうわけで、新宿は末廣亭に行ってまいりました。古今亭今輔、日向ひまわり、三遊亭遊馬の新真打昇進披露興行で主任は三遊亭遊馬。単純にどういうことをやるのか見てみたかったのと、さかのぼれば最初に聴いて、なんと面白いものがあったことかと感激したのが三遊亭遊馬の「井戸の茶碗」だったので。

よく寄席のシステムを説明するときに「昼夜入れ替えなしで1日中いられるから意外と割安」などと言われますが、今回はからずもそれを実践してみたのでした。12時から21時まで昼の部始まりから夜の部終わりまでずっと。二度とやるかこんなこと! 披露興行が夜の部だったから最後までがんばったけれども、そうでなけりゃ途中で挫折してましたよまちがいなく。想像以上に疲れたっていうか、集中力が持続しなかった。次の浅草演芸ホール以降はもうちょっとよいコンディションで聴けるよう、欲をかくのはやめようと思ったことです。

15/05/2008 肉食獣たちの日常

申し込みをしておいた東穀寄席のチケットが届いたのだった。今回は三遊亭好二郎、桂平治、三遊亭歌彦、橘家蔵之助、三遊亭遊馬。わたしが行きやすい浅草演芸ホールとか鈴本演芸場とかでは聴けないので、三遊亭好二郎が楽しみだー。そういえば東殻寄席によく出てくるこの3人(と、今回は出ないけど立川笑志)がまとめて真打に昇進(する|した)けど、今後はどうなるんだろう。「若手のための」という類の催しだし、いや、まあ、まだみんな(あの業界基準では)若いけどさ。

猫どもは本当に4倍ぐらいにふくれあがりました。わたしから離れたところで寝ているときが一番可愛いです。ひざとか胸の上で寝られるとじゃまで重いし、寝ている顔の上を走り抜けていかれたときなどお隣さんに返品できないものかと考えます。

さて、猫を2匹まとめて飼ってよかったことといえば、遊んでやる必要がないというのが挙げられる。自分たちで勝手に遊ぶからな。この家に来てこのかた、カウリスマキ兄妹をじゃらしてやったことなど一度もなかった。が、しかし、最近は住処としている和室からふすまを開けた瞬間を狙って脱走し2階へ走ることを覚えてしまったのだった。しばらく放っておくとわたしが見えるところまで来て様子をうかがっているものの、連れ戻しにいこうとすると逃げる。思えば可愛いちびちゃんも自分から寄るのはいいが寄られるのは嫌というタイプであったことだなぁなどと感傷にひたりつつ、放置・寄ってくる・つかまえようとする・逃げるを繰り返していてハタと気づいた。もしかしてこいつら、遊んでもらっているつもりなのか?

しかしまあ、2匹でとっくみあっているところを見ているとこいつらやはりネコ科の肉食獣なんだとつくづく思うね。両前足で相手の首根っこをつかまえ、かみつきつつ、自分の体重をつかって引きずり倒す、っていうスタイルがライオンとかとそっくりだ。ちまいから迫力に欠けるけど。


Shiomi Keiko's HomePage
Suggestions, Comments, etc...send e-mail to <shiomi@skh.flop.jp>.
Copyright©2008 SHIOMI Keiko, All rights reserved.