とりあえず、仕切り直し


01/09/2008 猫ども近況

ミカが夢に出てきた。いや出てこなかったのだが。サビ猫が家にたくさん侵入したため、1匹1匹たたき出しながら、姿の見えないミカを探したのだ。顔の右が黒くて右手が茶色、左足は黒、とか言いながら。それはそれは大変だったのだが、現実に似たような猫の群れから探すとなると、模様など一見してわかる特徴がないアキのほうがはるかに骨だよな。強いていえば、鼠径部あたりに4、5本ずつちょぼちょぼと白い毛が生えていることくらいか。

そのアキは、最近「取ってこい」ができるようになった。別に仕込んだわけではない。ネズミのおもちゃを投げてやると飛びついて取りに行き、持ってくる。当猫としてはもう一度投げろと要求しているだけである。どういうわけだかとってきたネズミをマグカップの中に入れるので、見た感じ芸っぽくなっているが。

ところで病院に行ってきた。例の検診結果を受けて、神経内科クリニックへ。近くに乳腺外科の専門医がいる外科があったのでそこへ電話してみたら、9月から医師がこちらへ異動するとのことで、標榜科が内科の病院を予約したのだ。行ってみたら乳腺外科と糖尿病内科、内視鏡内科が新装開店になっていて、製薬会社やらからの花がたくさん出ていた。

まあそれはそれとして、あらためて触診とエコー。ホルモンの影響によるもので、体質みたいなものだから特に心配する必要はないとのこと。さらにマンモグラフィーを。つまるところ乳房のレントゲンなのだが、どうせここは男性読者がアットーテキに多いだろうから思いっきり吹いておくと、これがシャレにならんほど痛い。写真を見たら微細な白い点が無数に散らばっており、これが石灰化という奴なのだそうだ。診断は乳腺症、半年後にまた検査に行かねばならぬ。

02/09/2008 勝手にやれとは確かに言ったが

長らく開店休業状態のDolls Bravo!は、www.kt.rim.or.jpにあった頃からYahoo!カテゴリの趣味とスポーツ > おもちゃ > 人形 > スーパードルフィーに登録されていた。誰がどういう事情でこんな辺境を登録したのか知らないが、当ページにおける被リンクに関するポリシーに準じて放置していたのである。skh.flop.jpに移転してきたときも、メンテナンスはリンクをはった側の責任であるとして特に連絡をする等の手は打たなかった(こちらから自主的に登録したのなら話は別ですよ念のため)。それでも早々に新しいURLに直されていたので、ずいぶんまめにメンテナンスをしているのだなぁと思っていた。

それがいつのまにか、skh.flop.jpではなくwww.skh.flop.jpにリンク先が変わってしまったのである。アクセスできることはできるが、機能一覧の「さくらのサブドメイン」項にあるとおりさくらインターネットがアナウンスしているURLはwwwなしのものだし、複数のURLが出回ることはさけたい。個人のリンク程度ならさておき、Yahoo!レベルの影響力でばらまかれてはかなわん。

と、いうわけで、ずいぶんと前から(年単位で)変更の依頼を出しているのだがなしのつぶて。変更依頼でだめなら削除依頼はどうかと試してみても同様。何度やっても無視を決め込まれる。ついに業を煮やした先月末、Yahoo!がrefererになっているアクセスをすべてはじくよう設定し、その上でYahoo!へ削除依頼を出しておいた。

そうしたら本日、削除した旨Yahoo!からメールが来たのだった。なんとまあ仕事の早い:-p 腹の立つことである。

03/09/2008 関係ないようなあるような

「母の影」(北杜夫著/新潮文庫刊)を読んだ。巻末に「本書に収録された作品には以前書いた作品Aおよび作品Bと一部重複する部分がある」旨付記あり。えー。それ以外にもたくさん重複するというか同じネタで書いていると思うけど。どうも北杜夫だと読んできた期間が長い(小学生の頃からだからかれこれ四半世紀以上)こと、数が多いことがあって、しばしばどれで読んだネタだかわからなくなる。

それはそれとして、第二次大戦末期に国の行方を憂えて「憂行」などと号を付け、手紙・日記等々にもこの名を手作りのゴム印で押しまくり、日記の表題として大仰に「憂行日記 新篇1」と付けた挙句、後に知り合いから「憂行さん」と呼ばれて恥ずかしい思いをし、それを知った父からそもそも憂行では号にならぬと叱られるくだり。いやいやいや、若者がやることの恥ずかしさは時代を超えて同じなのな。また本書は「母の影」と付いているわりに半分くらいは「父の影」の話でもあり、文中における「茂吉」という呼称と「父」という呼称との使い分けが大変厳密なのが興味深い。

少し前になるが、「AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜」(田中ロミオ著/ガガガ文庫刊)を読んだ。タイトルがアレだがそれも仕掛けの1つであり、ウェルメイドな青春もの。なわりに、この本を手に取るような読者層なら間違いなく読んでいる最中むずがゆさで悶絶し続けるという、非常に体力を要求される小説である。

ところで今年に入ってから、じわじわと仮面ライダーなど見ているのです実は。平成のほうね。昭和はV3あたりまでを本放送の頃に見たはずであるが、なにぶん幼児時代のこととて覚えているのはとても怖くて気持ち悪く、夢に出てきて泣いたことくらい。現在は龍騎から始めて555へ行き、アギトに戻ってTHE FIRST/NEXTへとたどり着いてシャンゼリオンに浮気している状態。電王とキバは挫折しました。で、井上敏樹ってスゴイなぁと感心しているところ。もともと誰がどういうふうに作っても昭和と比べてケチをつけられるに決まっているのだし、昭和のメインライターの息子じゃなおさら。宮崎某やら手塚某やらと違って自分の名前で実績を積み上げてきていたのに、よく引き受ける気になったものだ。それで成功しているのだからなおすごいよ。

04/09/2008 散財

猫どもに買ってやったのにムダになったもの。防暑用アルミ板。夏の初めに買ってやってからこっち、一度として乗ったことがない。乗せても逃げるし。ノートPCの下に敷いて放熱板代わりにでも使うか。猫ベッド。可愛いちびちゃんがごくたまに使っていたものはあったが、やはり犬の匂いが付いていては嫌だろうと新調したのに、もっぱらわたしの座椅子で寝ている。この座椅子は可愛いちびちゃんも大のお気に入りだったから、犬の匂いが染み付いているはずなのに。

そしてこの座椅子は人間も気に入っているので、自分が座るためにしばしば猫どもをどかさなければならないのだった。そんなわたしは、猫ばかレベルテストをやってみたらものの見事に「猫ばか失格」。いや、だって、じゃまなところにいたらどかすだろうフツー。猫と犬とは違うって? それがどうした。なるほどわたしは猫の主人ではないかもしれないが、この家を支配しているのはわたしだ。飼い主の責任として面倒はみるが下僕になる趣味なぞない。

05/09/2008 重宝

猫買い物の続き。買ってよかったものの筆頭はキャットタワー。段ボールの爪とぎに見向きもしなかったミカがこれを使うようになった。が、そんなことは余禄であって、わたしが見て楽しいというのが最大のメリットである。猫の運動能力ってすごいよね。可愛いちびちゃんが要介護のお年寄りで、30cmの段差さえ登れない状態だったからなおさら、キャットタワー経由であっというまにエアコンの上まで登るのを見たときはえらくびっくりした。

最初から爪とぎはやってほしくないところではやらなかったのだが、最近障子紙を破って遊ぶことを覚えてしまった。和室は通りから見えるので、ずだぼろの障子が見えてエライことに。猫どもが障子紙破りを覚える前にGoogleストリートビューが撮影を終えていてくれてよかったと胸をなでおろしたことであるよ。←一応書いておくと、Googleストリートビューには大変腹を立てている。一度始めてしまったことは二度と引っ込められないし、なし崩しにより撮影範囲が広がり、頻度が上がるのは目に見えている。そういうことの強行がまずもって何様のつもりかと思うし、他社が同じことをやれば間違いなく批難囂々なのにGoogleだとなぜか好意的にとらえられる現状はとても危ういと感じる。

07/09/2008 どちらかというとカンパ気分で

ぽっどきゃすてぃんぐ落語の公開寄席に申し込んだところ、当選連絡の日時を過ぎてもメールがなかったから落選と思っていたら、数日後に「追加当選」ということでメールが。何があったのやらと首をかしげつつありがたく行ってきた。

今回の出演者は柳亭こみち、柳家三之助、林家たけ平、春風亭一之輔で、前座は柳家小んぶ。三遊亭遊馬、三遊亭歌彦、三遊亭好二郎とニフ亭で特に出演回数が多く人気もあった噺家がそろって昇進・卒業してしまった後、次の看板になりそうな面子がそろった感じ。出演者が枕で吹いたところによると1000人以上、スタッフのあいさつによれば「1000人とはいかないもののそれに近い数」の応募者があったそうな。盛況でなにより。久々に林家たけ平が見られて嬉しかったとか、柳亭こみちはやはり良い声だなぁとか。いや、生で聴くと本当に気持ちよく響く声なのよ。

ところで、つい最近まで広告もなしの無料で運営してきたぽっどきゃすてぃんぐ落語は、結構な人気コンテンツでありながら資金面がチト苦しいようで、それを補うためか知らないがオリジナル物販企画についてのアンケートをやっていた。現在1位になっている手ぬぐいを今度販売するそうで、よほど面倒な販売方式でないかぎりは買わねばと思ったのだった。

12/09/2008 あとは自宅の掃除だけ

寺への法事の申し込み+卒塔婆の申し込みした。親戚への日時連絡した。お布施+卒塔婆代+αの資金を銀行から下ろしてきた。お布施を入れる熨斗袋は前に買った残りがある。引き物と紙袋用意した。本堂用×1+墓用×2の花を予約した。お斎のレストラン予約した。OK大丈夫万事ぬかりなし。ダテに法事と葬式ばかりやってるわけじゃないぜ:-p

と、いうわけで、週明けに祖母の十三回忌と母の三回忌をやるのだ。よくよく考えたら祖母が亡くなったときの記述もここにあるのだな。このとき祖母を病院に連れて行ってくれた近所の方は亡くなった。年齢的に医師も亡くなっている可能性が高いだろう。オチをつけた住職も代替わり済み。いかんともしがたくまた自然なことだが、死体だらけで困るね。


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