ついでがあったので、綾瀬稲荷神社へ行ってきた。三遊亭円丈が奉納した落語狛犬を見に。綾瀬稲荷神社全景（39,117bytes）、お稲荷さんなので狐が一対、その奥に狛犬が一対。落語狛犬（20,126bytes）は、なるほど座布団に座って手ぬぐいと扇子を携えているのだった。狐（23,948bytes）もキリっとしてなかなか格好良い。お参りに来ていた近所の運転手をしているというおっちゃん曰く、ここのお稲荷さんは事故から守ってくれたり、粗末にした息子にバチをあてたり、霊験あらたからしい。ただし、いくら拝んでも年末ジャンボ宝くじは当ててくれないそうな。
リニューアルしたサンシャイン水族館にも行った。これはひどい。水族館というより大きな熱帯魚ショップのようだ。平日昼間にも関わらず人出が多かったせいでわたしの機嫌が悪かった点をわりびいていただいてよいが、それにしてもイマドキの水族館とはとても思えないレベル。順路が見学コースとして成立しておらず、どうして展示がその順で並んでいるのかまったくわからない。ただ飾りのように綺麗なだけで。
直近に行ったのがアクアマリンふくしまで、あちらが非常に意欲的な展示だったので見劣りするもはなはだしかったというのもあるか。そりゃあ、規模がケタ違いで同じようにできるわけがないのはわかる。でも、その結果としてコンセプトを“癒しのスポット”とやらにしぼって“学び”の側面を切り捨てるのなら、もうわたしが行く必要はないな。確かにピラルクは大きいのが3尾もいたのだが。
夏に一挙再放送されて録画しておいたコズミック フロントをようやく見終わりつつあるので、さらにたまっていた映画のほうに手をつけ始めた。「ニュー・シネマ・パラダイス［完全オリジナル版］」（ジュゼッペ・トルナトーレ監督）、わたしがミニシアター系に通っていた時期の公開にも関わらず、なぜかこれまで見逃していたもの。当時見ていたら違う印象もあっただろうが、率直に言ってわたしにはどうでもいいたぐいの映画だ。
つい昨日まで晩夏というか残暑だったような気がするのに、夜などはずいぶんと気温が下がるようになった。一口で言うならひざが重い季節の到来である。アキは甘たれなので、寝ているとふとんに入れてくれと要求し、開けてやるとすぐにのそのそ入って腕枕で寝る。ミカは気難しいたちなので、入れてほしそうにふとんをひっかくのだが開けてやってもめったなことでは入らないしすぐに出て行く。ただし、すでにアキが入っているときだけは用心しいしい入ってきて、わたしとの間にアキをはさんでふとんに納まるのだった。失敬な。そんなにわたしが信用できんか。
と、いうわけで、就職先が決まったのだった。失業保険がもらえる期間はまだ4ヵ月以上残っているのに……! さようなら自由、こんにちは宮仕え。ちなみに今回の仕事はというと、えー、漁業関係?
以下、もろもろの話。
