とりあえず、仕切り直し


04/10/2004 トートツの秋

NHK音楽祭に行ってまいりました。プログラムを買って知ったんですがこれって昨年から始まった催しなんだそうで、実はワタクシ、昨年も聴きに行っておったのですな。秋になるとトートツにチケットを取りたくなるのか。せっかくだから今後これを年中行事としてみるのも良いかもしれぬ。

で、昨日はネルロ・サンティ指揮、NHK交響楽団。曲目はロッシーニの「シンデレラ」序曲/「セミラーミデ」序曲/「ウィリアム・テル」序曲 に、 ブラームスの交響曲第4番。ニューヨーク・フィルとロイヤル・コンセルトヘボーのチケットを先に取っていたんですが(NHKプロモーションでまとめて買うと割引があったので)、やはりブラームスの4番も聴きたいと直前にチケットぴあで残っていたD席をチョチョイと買いました。まあ、2000円だし。

ちょうど筆記用具を持っていなかったので、今日こそはアンコールの演目を携帯電話のカメラで撮るというのをやるぜとはりきっていたら、アンコール曲はメモするまでもないハンガリー舞曲の5番。……いや、まあ、いいんだけど。ためるところはめいっぱいもったいつけて速いところはタッタカやる演奏。これに合わせて髭を剃るのは大変そうだと思いました:-)

05/10/2004 何をもって彼女であると認識するかの問題

Phantom Dustをクリアしたのだった。ラスボス戦をクリアしたってだけで全部をクリアしたわけじゃないですが。スキルコンプリートしてないし。スキルはともかく今何をやってるのかって、ノウ&ガードに手を焼いてるに決まってるじゃないですか……もうあの2人の相手するの嫌ー。

BAROQUEを思い出させると書いたら本当にBAROQUEだった。もちろん、面白さの質は全然違うものだけどね。要約すると「見た目ヤンキーみたいなのにお人よしを極めた主人公が、あまえっこでさびしんぼうでかんしゃくもちのエドガー先生に、大変迷惑をかけられる話」ということでよろしいか。主人公に限らず見た目の印象を裏切るいい人ぞろいなのがちょっと楽しかった。ミカンちゃんとかナースの格好して喜んでるイカレ女と同類項と思ったらえらい健気で可愛いし。サマー先生だってああ見えて消去スキル一筋の求道者ですよ:-)

7章までという話は聞いていたので、最初の2章をまるまるチュートリアルとして費やしている構成に、これは思い切ったなぁ、でも体験版もカードゲームもやったことないとわけわかんないシステムだから、これくらい強制的にチュートリアルを通過させたほうが正解なのかも、と感心。が、最後までやってみたらそれどころではなく全編チュートリアルなのだった。チュートリアルっつーか、アレだ、計算ドリル。あのスキルを使えこのスキルを使う敵と戦えといろんなシチュエーションを繰り返しクリアして、オッケーこれで使い方はわかったねスキルもそろったねさあLiveの対戦へゴーだ! ってノリ。でも単調ではないよ。手を変え品を変えでシチュエーションが出てくるから、対処方法を考えるのが楽しいし。実際今だってノウ&ガードにどうやったら楽に勝てるかとぐるぐる考え中だ。

とかなんか言いつつ、そろそろこっちもなんとかしようとアレックスを含む手持ちのヘッドにまとめて手を入れ始める。一気にメイクを落としたらシンナーで頭が重力混乱状態……。

メイクを落とす前は見比べてもさほど違和感がなかったんだが、乗せていた色を落としてみるとアレックスはやはり黄色いのだった。黄変というか、黄色くなったというより赤が褪せた感じ。磨いて表面を落とせば多少良くなるか。←もっと古かった美白旧りおで経験済み、内部まで完全に変色しているわけではない。まあ、1年2年で手のほどこしようがなくなる類のものでもないにしろ、4年5年と付き合うつもりなら代替わりも視野に入れるべきなのかもとは思ったな。

08/10/2004 衝撃の展開

父、帰る」(アンドレイ・ズビャギンツェフ監督)を見ました。オフィシャルサイト言うところの「家族の絆を描く、かつて無い感動の衝撃作!!」はあからさまに的外れ。絵に描いて額縁を付けたような神話的イニシエーション映画。こういうものって、ギリシャ・ローマを文化基盤に持たない東洋人にはどうがんばっても撮れないな(それが悪いということではなく)。その手のにありがちな難解な描写ではないので誤解されやすそうだけど、家族の絆映画だと思って見ると後味が悪いだけでえらくつまらないだろう。

余談だが、「明日からみんなで旅行に行くぞ」「ホント?」くらいの軽いやり取りで、「ホント?」というところを「プラウダ?」と言っていた。「プラウダ(ПРАВДА)」といえばソ連共産党機関紙の名前で、「真実」とかいうご大層な意味じゃなかったっけ、聞き取り間違い? と、検索してみた。その程度の軽い意味でも使うらしい。ほー。→ロシア革命用語事典・は行

面白いものを見ると続けていろんなものを見たくなるわけで、「実際に起こった事件を元にした」程度の予備知識しかなかった「ジェヴォーダンの獣」(クリストフ・ガンズ監督)を借りて見る。これがまた絵に描いて額縁を付けたようなB級映画。登場人物が英語をしゃべっていれば驚かないが、日本に入ってくるフランス映画でこういうのはチトめずらしいか。フランス語をしゃべってまっとうな18世紀フランスの衣装を着せるとそれだけで品があるように見えるのはヨーロッパの強みですな。まあでもバカ映画だ。バカ度が加速していく後半はもう笑いが止まらなかった……最大の見所は「実写でガリアンソード!」でしょう。ああ楽しかった。

ところで「父、帰る」を見に行くために、JRに乗ったのだった。大崎駅から。自動改札でついうっかりSuicaではなくパスネットを出してしまい、通ってすぐ間違えたことに気づいて「……何で!?」状態。パスネットはJRでは使えないから、普通のJR駅改札ならはじかれる。それが何のおとがめもなく通れちゃったんだからあせるあせる。パスネットとSuica両方が利用可能なりんかい線が乗り入れしている大崎駅のワナで、どちらも通すのだな。あわてて駅員のところに行ったら、ここでは払い戻しできないからパスネットを取り扱っている駅で処理してもらってくれと誤入場の証明書をくれた。それを持って最寄の東急線の駅で処理を頼んだら、「めずらしいねぇ、めったに来ないよ」とのこと。わざわざどこぞに電話して処理方法を確認していたくらいだし。Suicaとパスネットが共通して使えるのってりんかい線だけなんだ。ああびっくりした。

12/10/2004 まだマイクまでは買ってない

低次元な喜びを表明していいですかでは遠慮なく。わーん初めてLiveで勝てたよーぅ。

ええPhantom Dustですよ。先日初めてクイックで挑戦してみたときはまるっきりのカモでしたので。腕やら運やら以前の問題で、使ったことのないスキルがぽんぽん出てくるのが手に負えなかったんだ。慣れたスキルが使えるほうがまだマシそうだなと今日はバトルロイヤルに行ってみたら、何度目かの対戦でようやく1勝(重要な注1:Live対戦勝利のご褒美としてレアスキルをもらえるのは30勝ごとです)。あとは3位とか4位とか(重要な注2:バトルロイヤルは最大4人対戦です)。つーか、神気逆流って対人でもちゃんと中るんだなァ……よけられるの覚悟で打ったのに。

こんな腕でもレイティングがあまり下がっていないのは、単にほとんどやっていないからです。対戦した数全部合わせてもまだ両手の指で足りるさー。


Shiomi Keiko's HomePage
Suggestions, Comments, etc...send e-mail to <shiomi@skh.flop.jp>.
Copyright©2004 SHIOMI Keiko, All rights reserved.