とりあえず、仕切り直し


18/09/2008 昆虫は絶対に却下だし

古いファイルを整理していたら、マシン入れ替えの際に誤って消したとばかり思っていたペルソナウェア関連のファイルを発見した。今はChararinaというのだが、この名前に移行するより前にベンダーとしてもユーザーとしても撤退してしまったので、残っているのは「ペルソナウェア関連のファイル」と呼んで間違いない。

ソースを見てみると意外と綾織を覚えていて感動したり。また郁のスクリプトなど「こうしたらメンテナンスしやすそうだ」というところがちゃんとそうなっていて、大変かゆいところに手の届く作りになっている。さすがわたし。わたしの好みをよくわかっている。他人にとってどうだかは知らん。

いや、まあ、「今ならここをもっとスマートにできる」と思えないあたり、まったく進歩してないともいえるけどね。Perl、綾織、HSPと、プログラミングっぽい真似事をやっていたのがこの時期限定でその後が続かなかったのだからいかんともしがたい。にしても、あらためて振り返ると郁なぞ前世紀の産物なのだなァ。

そしてまた、かれこれ10年ぶりに「水槽を買いたい」熱が上がっているのだった。ただ、理由も内容も往時とは少し異なっている。カウリスマキ兄妹が平均寿命をまっとうした場合、連中はわたしが飼う最後の哺乳類になるのだ。自分の人生の残り時間を数えてみると、その後に10年単位で生きる生物を飼う余地はない。動く生物を手元に置きたいのならば、選択肢は寿命2、3年の小型魚しかないなと。で、20年後から改めて飼育に挑戦し始めるというのもあまり現実的ではない。

仮に器具をそろえるにしても、60cm水槽など寝言もいいところ。理由? これを見れば一目瞭然でしょう。今後体力は落ちる一方なのだから、30cm水槽だってメンテナンスがしんどい。せいぜい10リットルが上限だろうね。→水槽容量の計算 for 熱帯魚の飼育

まあ、こんなのは熱病の一種なので、ひたすら財布のひもをしめて耐え忍べばそのうち治まるんだろうけれども。

22/09/2008 日毎夜毎に

涼しくなってきたせいか、夏場はあまり寄り付かなかったアキがまた甘ったれになってきた。油断していると人の膝の上に乗りたがる。ミカはあまりそういうことはしないが、1日に1、2回の頻度でさみしくなるらしく、にゃあにゃあ鳴きながらやってきて、ごろごろ言いながら身体をこすりつけ、なでれと要求する。日々猫どもにモテモテで大変です。膝は1つ手は2本しかないのだからおまいら少しは譲り合え。

運良く台風が逸れた20日、足立たけ平の会というのに行ってきた。林家たけ平という噺家は九代目林家正蔵の弟子であり、したがって初代林家三平が大師匠にあたる。この日は林家三平の命日で、一門総出の墓参を終えてから会場へかけつけたとのこと。奇遇ですな、うちの母親の命日も9月20日ですよ。「甲府ぃ」「竹の水仙」「幾夜餅」の3席。先日のぽっどきゃすてぃんぐ落語公開寄席よりだいぶリラックスした調子で、なんでだろう、こういう会のほうがやりやすいのかな?

26/09/2008 買い物をした

何をってドールアイ。わぁ久しぶり。さんざんさまよった結果、Kanis-AugenのPuppenaugen türkisで安定してきたアレックスであるが、ピュアスキンホワイトに換装して肌が白くなったらどうにもこうにもアイの色が沈むようになってしまったのである。ウィッグが黒とライトブロンドとの2択で、黒を着けているときはともかくライトブロンドだとアイがほとんど真っ黒に見えていけない。

Kanis-Augenのオンラインショップは発展の一途をたどっており、以前買う買わないで盛り上がっていたころに障害になった、付加価値税がEU圏外からでも一律でかかることや英語版ページにドイツ語が残っている点は解消されている。残る問題は送料が相変わらずばか高いことくらいか。この点は数を買わないかぎり解消されないし、昔と違って輸入業者が増えてきている現状をかんがみれば自分で個人輸入する意味は薄いのだが、どうせなら虹彩小さめでオーダーしてみたかったので。またユーロも劇的に下がったというわけではないものの、何百万ユーロの取引をするならともかくせいぜい数百円程度の差にしかならないわけだし、要するにいろいろ検討するのがメンドクサくなったのだ。

と、いうわけで、オーダーしてみた。以前は2nd qualityと言ったものがStandard quality、従来の正規品がSuperior qualityとなったようだ。支払いはPayPalを使う。ほらやはりしきいが下がってる:-) なお、Kanis-AugenのWebサイトがいつのまにやら独英の2ヵ国語表示ではなく独英露の3ヵ国語表示になっていた。が、しかし、最近勉強をサボりまくっているのでロシア語表示が加わったところでさっぱり助けにはならないのだった。それにしても何でわざわざロシア語?

オーダーすると、自動返信でcustomer no.発行のメール。さらにもう1通、オーダー内容の確認メール。在庫を確認してから請求書を送るからそれまで送金は待ってね、在庫がなかった場合は連絡するから、というような内容。12時間後くらいには、発送の準備ができたからこのPayPalアカウント宛に送金してちょうだいという内容のメールに、PDFで請求書が添付されてきた。なにせ1回しか利用していないのですっかりPayPalの使い方を忘れていて難儀したが、ともかくも送金して手続きは終わり。さてどれくらいで届くものかな。

29/09/2008 買い物その後

日曜日をはさんだためなのかそもそもそれくらい時間がかかるのかはわからないが、現地時間で月曜日の昼前にはKanis-Augenから発送のメールが来た。運送会社はDPDというところ、どうやら日本に支社はないらしい。

メールには荷物番号と追跡用のURLが書かれていて、午後7時以降から検索できるよとなっている。って、現地時間だよなこれ。時差どれくらいだ。えーとヘッダを見ると+0200、日本が+0900だから7時間か。調べてみると夏時間なんだな。それでテキトーな時間に指示されたURLにアクセスしてみると、今度はドイツ語表示なためさっぱり内容がわからないのだった。URLをさかのぼって英語ページから検索してみると、9月29日にドイツはEbersdorfでPic upとなっている。うむ。遠いところ大変だががんばって日本まで来ていただきたい。

30/09/2008 ぐるぐるバケツリレー

さてEbersdorfで集荷された荷物はAschaffenburgを経由し、Raunheimで取りまとめられた。ドルフ、ブルグ、ハイムと日本人が想像するゲルマンっぽい地名を総ナメにし、フランクフルト国際空港からエールフランスの貨物便に載ってたどり着いた地はシャルル・ド・ゴール国際空港だった。って、なんでフランス。まあともかく、ここで通関手続きを済ませたところまでは把握した。この空港から次の経由地に向けて出発するのだろう。しかしやはり遠いなドイツ。今まで追跡番号のついた豪勢な荷物なんて取り寄せたことがないからこの経路情報を眺めるのはなかなか新鮮だ。昔のe-mailみたいで。いや、ドール関連で韓国からのEMSを受け取ることはよくあるけどもさ、近すぎるからこんなにあちこち回ってこなくてツマランのよ。


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