とりあえず、仕切り直し


02/10/2009 ただいま蓄財中

4月にスポーツクラブへ通い始めたとき、まずは体組成測定の洗礼を受けたのだが、そろそろ半年が過ぎようとしている。キャンペーン価格にもなっていたのでまた測定を受けてきたのだった。体重やら体脂肪率やらBMIやら内臓脂肪レベルやらはウチの安物体重計でも出るから、重要なのは筋肉。そう推定筋肉量。

インストラクターが「筋肉は財産」という心に響くナイスなフレーズをのたまって、大いに感銘を受けたしおみさんはこのところ蓄財に励んでいたのだ。つまり有酸素運動ナニソレおいしいのともっぱら筋トレに励んでいたのだった。筋力が落ちるとてきめんに腰や膝に影響して、日常生活が不自由になるもんな。特に膝の関節痛は深刻化してから運動して筋肉つけようにも何しろ痛いわけだし、そもそも運動する習慣がついていないしで、えらいことになる。蓄財するなら骨や軟骨に問題が出ていない今のうち。と、いうわけで、どれくらい筋肉量が増えているかを楽しみに、体組成測定器に乗ったのである。日々の実感として、体力が著しく向上というか回復していたし。

が、しかし、何たることか、0.7kgも減っていた。これだけ体脂肪を減らしていて筋肉がこれしか減っていないなら全然問題ないですよと言われたし、0.7kgくらい誤差の範囲でもあるだろうけれども、少なくとも増えてはいないんだよね。いや、よく言う「運動すると筋肉で太くなりそうで」とか寝言だわ。脂肪を10kg以上減らす勢いで運動してこれだもの。見た目に太くなるほど筋肉をつけるなんてそんなヌルいことじゃない。

05/10/2009 公共事業なら確実に物言いがつくレベル

そういえば先日、10月1日に開設されたばかりの献血ルームakiba:Fに行ってきたのだった。確かにきれいだよきれいなんだけど、こんなに無駄なコストかけちゃって大丈夫なのとは思った。休憩ルームなんかばかみたいに広いのに、そのほとんどが展示スペースで肝心の椅子やらは妙に少なくて、土日なんか足りなくなりそう。そりゃ一時は話題になって集客効果が出るかもしれないけれども、こんなの半年ともたずに飽きられるよ絶対。設備についてはこのあたり→秋葉原に新感覚献血ルーム“akiba:F”が誕生! / 初音ミクの立体映像が流れる、アキバに近未来献血ルーム

人の流し方もなんだかちぐはぐなんだよな。なにせ、ドナー呼び出しの方法が3種類あるんだから。受付では番号札を発行し、検査後から献血ベッドまでは呼び出しベルを渡されてそれはベッドで回収、献血終了後に休憩ルームで受付からカードを返してもらうときは職員が名前を呼ぶんだぜ。ヘタに凝った内装にしたせいで導線がわかりづらいからほとんど職員がついて誘導しなければならないし(わたしが行ったのが平日で悪天候だったからヒマで懇切丁寧だっただけかもしれないが)。呼び出しは職員がやっていても、床や壁に誘導用の表示をベタベタ貼ってドナーに自分で行かせる、有楽町のローテクのほうがよほど気が利いている。まあ、システムの確立も洗練もこれからではあるのだろうな。

13/10/2009 猫に小三治

昨日たまたまTVを点けたらいつぞや聴きにいった第600回東京落語会を放映していて、柳家小三治が「馬の田楽」を口演しているところだった。これにアキが大注目。いつもTVなんて気にもしないのに、TVの前に座ってじっと見入るわ、TVの上に乗って画面をちょいちょいつついてみるわ、噺が終わってチャンネルを変えたとたんに興味をなくすわ。そうかそうか、アキは小三治が好きか。

Yahoo!コミックで配信されている坂口尚の短編集「3月の風は3ノット」「12色物語」を読んだ。通底音として濃厚な“死のにおい”が響く抒情的な作風が大変味わい深い作品群。「高田くんの時計」で少年の命を移し変えられたような少女の「春よ/春よ/春よ/春だわ……!」とかすごい好きだ。「石の花」は文庫版を持っているけれども、ほかもがんばって集めようかなぁ。

寄席に行くと聴く機会があるのだけれども、どうも今ひとつ講談の面白さがわからないのだった。せめて一龍斎貞水の立体怪談は一度聴いてみたいと思っていた(そこ、キミが聴きたがるなら一龍斎春水のほうじゃないのとか言うな)のに今年も怪談シーズンを逃したところ、お台場寄席で『江島屋怪談』の配信。ごくオーソドックスな因果応報の怪談なのに、老母の呪いが番頭と江島屋に対して発動するあたりからがえらく怖ェ。来年こそ生で聴きにいこう。

15/10/2009 タコがとても有能だったので

Thunderbirdへの乗り換えに失敗して以来それはもう頑迷にAL-Mailを使い続けてきたのだが、ここへきてまたぞろ乗り換えを検討しなければならなくなってきた。HTMLメールなどという邪悪なシロモノは読めなくて結構というスタンスも、仕事先からそれなりに意味のある使い方をされたら変更を考えざるをえない。

Thunderbirdに挫折したのもすでに3年前の話なので、再挑戦の価値はある。が、しかし、とりあえずあるものを使ってみようとOutlook Expressを少しいじってみて、すでに挫折しつつある。わあタスクトレイに表示するだけでも別途ツールが必要なメールクライアントが実在したよ。ThunderbirdとSylpheedをまた試してみるかな。


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