とりあえず、仕切り直し


16/11/2010 季節外れ

ひと駅向こうにTSUTAYAができて、落語のCDも結構置いてあったので、三遊亭圓生を借りてみた。「一人酒盛」と「死神」。“可笑しさ”のほうは今ひとつピンとこず、“怖さ”のほうがしっくりきた。「一人酒盛」があまり面白いと思えなかったのが時代性なのか好みなのかはよくわからない。それにしても「死神」のサゲはすごい怖ェ。「ああ、消える」ぎゃー!

18/11/2010 欲望に忠実に

ミカは狸みたいな色をした猫だと思う(19,916bytes)

PHSを買い換えたのだった。だって予約受付開始の報を聞いてから1年9ヵ月ばかり我慢したもの。WX340Kのミッドナイトブラック。モバイルFelica(というかモバイルSuica)が一番の目的だったので候補はWX340K、WX341K、WX341K Pの3つ、さらに新ウィルコム定額Sのキャンペーンを使いたかったので対象機種ではないWX341Kを候補から除外。WX341K Pのほうが安いので迷ったが、現物を見たらあれを壊さずに使う自信が持てなかったので(特にシートキーが)、結局WX340K。ああ京セラに飼い慣らされているさ飼い慣らされているとも。

手元に届いたものの、通信端末として利用できるのが明日からなので中身はざっと見ただけ、使っていない。動画が撮影できることにびっくりしたあたりで、いかにモバイルFelica以外に関心がなかったかを察していただきたい。USB端子がmini Bからmicro Bになったのはケーブルを他と共有できなくて地味にツライが、この手のは趨勢というものもあるので仕方なかろうな。

19/11/2010 いろいろ支配下

ひとまず、WX320KにやらせていたことはすべてWX340Kでもできるようにした。ものすごくしょうもない不満が1つ。WX320Kに内蔵されていたメロディにビゼーの「闘牛士」があって、これが大変うるさく耳障りな音源だったもので、絶対に起きなければならないときのアラーム音として重宝していた。ところがWX340Kに内蔵されたメロディがどうした加減かのきなみ大人しくて、代替になりそうな騒がしいMIDIファイルを探すのに苦労したよ。

さてわたしは京セラに飼い慣らされていたと思っていたのだが、実はOperaにも結構な勢いで飼い慣らされていたのだった。遅いにもほどがあるだろうNetFront。「ページメモ」というWebページを保存する機能があって、これでバス時刻表を保存してみたら、保存したデータを表示するだけなのに50秒以上かかりやがる。あんまり時間がかかるんで思わず時計持ち出して何度か計ってしまったくらいだよ。保存したのはこんな感じのページ、この路線には縁もゆかりもないが運行数がだいたい同じくらいなので。→東武バス時刻表

tableを多用しているページなので多少レンダリングに時間がかかるのは仕方ないが、それにしても50秒はかかりすぎ。下手すると、サイトにアクセスして1からダウンロードして表示したほうが速い。いったい何をやっているせいでこんなにかかるんだろう? ともあれ、これじゃ実用にならないから時刻表は写真に撮ってこよう。

20/11/2010 自転車で名古屋

コメダ珈琲店に行ってみたのだった。シロノワールを食べてみたかったので。ミニサイズにしておけばよかったと後悔した。まずくはないがデニッシュの味が単調で、半分も食べないうちに飽きる。

そしてコーヒーには豆菓子が添付され、朝ならトーストとゆでたまごがもれなく付いてくるとPOPに踊っているのだった。ああ、ここはうちから30分だけど名古屋だよ。

21/11/2010 器用に弾きこなしそうだよね

チャップリンの「犬の生活」を見た。女性歌手の歌声を何かの楽器で表現していて、それが何かわからない。聴いて真っ先に連想したのがテルミンかオンド・マルトノか、黎明期の電子楽器。公開時にはどちらも発明されていないが、音楽は後付けだから年代的には可能なはず。

と、調べてみたら、どうもミュージックソーであったらしい。そういえば寄席で聴いたときテルミンに似ていると思ったな。→サキタハヂメによる曲目解説

せっかくPHSで動画が撮れるようになったので、猫どもの戦いをカメラに収めてみようかと思ったのだった。無理だった。とっくみあいの動きが速く大きくて、あっというまにフレームの外に飛び出してしまう。足を止めての威嚇し合いなら撮れるが、それじゃ面白くないし。何か別の利用方法を考えるか。

22/11/2010 知らん顔してた

わたしが活動を開始しても猫どもがエサ寄こせと騒がない。めずらしいこともあるものだと思っていたら、キャットフード入れのふたがこじ開けられているのを発見した。すでに食べ放題を堪能した後だったらしい。なんてことだ! この密閉容器もだいぶ長いこと使っているので、ふた部分がゆるくなってきて猫ども(というか、いつもの行動を見るかぎり犯猫はアキ)でも歯でこじ開けられるようだ。今後は猫どもの入れない部屋に置くこととする。

「先生と僕〜夏目漱石を囲む人々〜」(香日ゆら著/メディアファクトリー刊)を買ってきた。元がコミックヒストリアでの連載なのでずっとWebで読んできたのだが、やはり紙媒体のほうが綺麗だなぁ。線の繊細さとか全然違う。もちろん原画を(書い|見)ている作者などには、これでも細部がつぶれているとかいろいろと思うところはあるのだろうけれども。まだ、今のレベルで「電子書籍でこと足れり」としてもらっては困る。

どーでもいいけど、同じコミックヒストリアで近い時代を舞台に正岡子規を描いた漫画が連載されていて、それが「先生と僕」に出てくる正岡子規と同一人物とはとても思えなかったり。歴史モノの面白いところだな。

29/11/2010 食べないのかな

バニラ味、イチゴ味などの味付ゆで卵、販売中。実際に美味いかどうかはおいておくとして、この反応を見ていると皆わりと菓子のレシピというか材料を知らないんだなぁ。メレンゲあたり知っていれば、卵+甘い味という組み合わせていど奇をてらったうちに入れるまい。奇をてらったのは味付けではなく「味付けゆで卵」というくくりで売ったところだ。プリンを「ミルク味の茶碗蒸し」と売り出したのに近い。


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