とりあえず、仕切り直し


22/06/2011 暑くてこっちが泣きたい

ぎゃあぎゃあ鳴き喚く猫どもをキャリーに詰め込み、予防接種に連れて行った。びっくりしたお隣さんが見にきたくらいの大声で鳴かれたとも。本当は昨日連れて行くつもりが、起きているところを詰め込もうとしたのでミカに逃げられ、ついに診察時間に間に合わなかったのさ。今日はぐっすり寝ているところをすかさず洗濯ネットに入れ、ねぼけたミカが事態を把握するより先にキャリーに放り込んだ。来年もこの手でいこう。

アキがやせたがその分ミカが太った。餌の量自体は(量り方を厳密にしたりしているが)変えていないんだから、片方が減ればそりゃもう片方にいくわいな。いや、確かに最近ミカが座っているところを見てあからさまに丸くなったとは思っていたんだ。アキもまだ丸いといえば丸いので、今後は餌を少しずつ減量することとする。ほか、アキのこめかみあたりが少し赤くなって毛が薄くなっているので注意してみておいてやれとのこと。

24/06/2011 駅から至近、良い劇場でした

THEATRE1010というところで「正蔵・たけ平 親子会」を聴いてきた。1010で「せんじゅ」と読ませて場所は北千住、と、いうわけで、林家たけ平の地元だ。前座のまめ平とゲストの鏡味仙三も足立区民だそうで、まがりなりにも大看板が来ているわりには微妙にローカルな感じの会。正蔵・たけ平そろってのあいさつから始まって、まめ平「真田小僧」、たけ平「紀州」、正蔵「ハンカチ」、中入りをはさんで正蔵「一文笛」、太神楽の鏡味仙三、たけ平「片棒」。

正蔵はどちらも初めて聴く噺で、演目を掲示しなかったので今しがた検索してわかった。新作の「ハンカチ」は「替わり目」の焼き直しみたいな噺で、これならキレの良さで「替わり目」のほうがよいと思ったのだった。新作は、つまらないうちに聴くと本当に目も当てられないほどつまらないのだけれども、きっとこの噺も回数を重ねたりいろんな人がやってたりしている間にブラッシュアップされて、もっと面白くなるのだろうなぁ。

しかし最近寄席へ行っていなかったので(初席以来だっけ?)、久々に太神楽を見たよ。あれは何度見ても飽きないね。傘の曲でパンダのぬいぐるみを回していて、でんぐりがえしをしているようで大変に可愛らしかった。

27/06/2011 生肉でよかったような

先般、豚バラのブロックが半額になっていたので、塩豚なるものを作ってみた。薄切りにして茹でたのにも関わらず、えらく塩辛い。茹で豚としてそのまま食べるのは断念し、半端に残っていたひよこ豆を使ってスープにすることにした。理想のチリコンカンに至るべく嫌ほど作って嫌ほど食ったので、今うちの台所にはこの手の食材がうなっているのだ。なにせ、S&Bの17g入りチリパウダーを早々に使い果たし、GABANの90g缶を買って全部チリコンカンだけで使い切ったからね! 次は業務用買っちゃうぜ。

テキトーに切った塩豚とタマネギとひよこ豆を、テキトーな分量の水で煮て、ローレルと胡椒を放り込んで、味をみたらさすがに薄かった。コンソメキューブを入れてまだ塩気ばかりで味が足りない気がしたので、にんにくひとかけをみじん切りにして入れてみたら大変よい感じになった。かえすがえすもすげェなにんにく。ハーブミックスをちょっとふって終わり。まあ料理らしくはなったが、これを塩豚で作った必然性はどこにあるんだろう……。

30/06/2011 シカがさわぐから2

考えなければとか書いてから早4ヵ月、残りひと月を切ってからようやく地上デジタル放送への対応をしようと考えたのだった。3月初旬から国内情勢が七転八倒だったということを差し引いても、腰が重いにもほどがある。現在使っているブラウン管TVを廃棄することを考えれば、廃棄を引き受けてくれる実店舗へ行くしかない。このへんはメーカー直販サイトで通販できるPCと違って家電の面倒なところだ。この際「おばちゃんTVとかむつかしくてよくわからないの」てな調子で店員に教えてもらおうと、一切下調べせずに最寄のビックカメラへ向かったのだった。いや、だって、嘘じゃないし。

説明パネルを見たかぎりではどうやら当家のアンテナはUHFであるらしいことが判明したため、TV売り場へ移動。うちに置くなら32インチか40インチだなぁどーでもいいけど液晶TVって画質悪いなぁとメーカー混在でまとめて並べられている32インチのTVを見比べたら、1つだけなにやらイヤに綺麗な画を出しているのがあった。メーカーとしては主力製品であろうリビング向けの大きなサイズと比べても遜色ないというかむしろそれが一番綺麗。ただし値段も同サイズの他機種と比べてひと桁高い。3D対応となっていたので、もしかしてその分高いのか3Dいらないから3Dなしで安めの機種はないかこれは何だパナソニックの3D VIERA DT3かと、今度はVIERAシリーズがまとめてあるブースへ行って総合カタログをめくっていたら、プラズマTVをお探しですかと店員に声をかけられた。

いやいや液晶の32インチで綺麗なのがあったけれど3Dがいらないからこのシリーズで他の機種はどうかと見に来たのだと伝えたところ、パナソニックはプラズマTVが主力でDT3は初めて出してきた3D対応の液晶TVなのだそうで、つまるところ、わたしはパナソニック製液晶TVのフラッグシップモデルをつかまえてなぜ綺麗なのか高いのかと首をかしげていたわけだ。すまないパナソニック、でもフツー32/37インチしかない機種をフラッグシップモデルだなんて思わないよ。画質だけで選ぶなら文句なしにおすすめの機種だがこの金額を出すなら同時期に出たプラズマTVが買えるとのこと。確かにGT3の42インチのほうが安い。そしてなるほどプラズマTVの画はいかにも美しいのだが、カタログを見ると最小が42インチであり、店頭で見てすら大きいと感じる。自宅に置いたらもっと大きく感じるはずだ。そもそも置き場所的に厳しい。

置き場所からできれば32インチがんばっても40インチまで、でもDT3は値段が、と迷っていたら、3Dがいらなくて32インチなら次のおすすめはソニーのBRAVIA CX400と言われた。上位機種であるEXシリーズは画質があまりおすすめできない(視野角が狭く、少し斜めから見るだけでびっくりするほど白くなる)からこちらになるそうで。値段は4万円未満とGT3の1/3以下。比較対象を見ていなければ液晶TVはこんなものかとCX400を買ったし、差が3万円なら一も二もなくDT3を買ったが……一目でわかる画質の差、3倍の価格差だからなぁ。

決められず、もう一度考えますとカタログをもらって帰ってきた。なお、今あるTVの機種を確認したらソニーのKV29SF1、29インチ。外形を測ってみたところ幅約73cm、液晶TVならちょうど32インチの幅だった。+20cmくらいまでなら置けそうなので40インチまでという判断は合っていたようだ。どうしたものだろう。


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