とりあえず、仕切り直し


08/06/2004 ファーマーへの道・発根編

さて挿し芽の経過である。昨夜水を足す際にフト見たら、一部に根が出てきていた。おお。15本挿した芽の内訳はレモンバウム3本、ディープブルー6本、マリンブルー6本。うち根が出てきたのは6本、全部マリンブルー。レモンバウムはもうだめと見た。これ、去年水挿しでも失敗してるんだよなぁ。株を育ていている分にはよく育つんだが。まがりなりにも木であるローズマリーより、草なんだから簡単に着きそうなものなのに。しかし、株自体でものび悩んでいるディープブルーはやはり挿し芽でも難しそうだな。マリンブルーはもう少し根をはるのを待って鉢に移植しよう。

中空で軽いブロウアイさえ支えられない瞳パテの粘着力のなさに疲れ果て、グルーガンを買ってみたのだった。瞳パテはまあ、仕方ないよな。買ったのが2002年の1月だ、取り替えているならいざしらず同じものを何度も手で練って使い続けているんだから、皮脂やほこりが混ざったりしていい加減劣化もするだろう。スカルピーも考慮したが、どうせアイの交換自体しないんだから「かっちり固定できて」かつ「はがすのも大変ではない」という点からグルーガンを。……というか、「グルーガン」というのは接着剤を打ち出す(というか温めてひねり出すというか)道具の名前なんだから、ここは「ホットボンド」を採用したと言うべきなんだろうか。

スティックが3本付いていたのでこれで数年は買い足す必要はないだろうと考えていたらとんでもない。両目取り付けるのに1本使い切ってしまったことだよ。アイとヘッドの隙間を充填したとかいうわけでなく、上下左右で4箇所押さえたくらいだったんだが。留め方を工夫すればもうちょっと節約できそうかな。まあ、初回なんでそのへんは。使った感じ、頻繁にアイを交換するという人でなければ瞳パテよりこっちのほうが確実に固定できてよいんじゃないかと。他に使い道も……ないことはないだろうし。なければないで困るわけでもないがあればあったで便利に使えるでしょ、こういうものは。

一応書いておくと、瞳パテ=不硬化パテ。ボークスが人形のアイを固定するために開発した。ホットボンド=接着剤。スティック状の軟質樹脂を熱で溶かして接着する。ちなみにボークスが「瞳固定専用グルーガン」という製品を出している。ノズルが長くせまいヘッドの中でも作業がしやすいというのが売りらしいが、そのへんで売られている安いグルーガンでも作業は可能。まあ、確かに長いほうが楽だろうけど。スカルピー=プラスチック粘土。造形した後、家庭用オーブンで焼くと硬化する。フィギュア・特殊効果方面で定評のある素材だが、SD方面では常温で放置しても硬化しない粘土として瞳パテの代用に重宝されている。

14/06/2004 貢ぐ話

「続きが出ないぜネタ」としてか出した「A/Bエクストリーム」シリーズの新刊、「アプラクサスの夢」(高橋弥七郎著、電撃文庫刊)を読んだ。最初にあとがきをちらっと見て「作者本当に嬉しそうだ」とか思っちゃった。続きが出せてよかった。(皮肉でなしに)売れるって素晴らしい。シャナ経由の新規読者が増えてくれるといいなぁ。内容は2年待っただけの出来というか、とはいえあまり「待った」って感じがしないんだが。これはわたしが不幸慣れしすぎなのか、単に年寄りで年月が過ぎるのが早いのか、相乗効果か。

ところでその中に入っていたチラシで嫌なものを見てしまった。「続きが出ないぜネタ」常連のもう一方が通販限定本に書くという話だ。…………そんなものまで買えというのか。くそぉ。

メディアワークスに貢ぐ話続き。「ガンスリンガー・ガール」(相田裕著、メディアワークス刊)を読みました。なんだ、ちゃんと面白いんじゃん。もっとアレでソレでコレなのかと思ってた。どーでもいいんですが、楽器のケースには楽器が入っているものだという固定概念はそろそろ捨てたほうがよいんでしょうか。最近ちゃんと楽器が入っている楽器ケースを見た記憶ががない……。

15/06/2004 イキオイにのって

ビデオまでも借りてきてみたんですが「ガンスリンガー・ガール」。さすがにいろいろぼかしてあるんだな身障者支援とか薬漬けとか。と、いうのはともかく、見終わってTV放送に戻ってみたらちょうどチャンネルがNHK教育になっていて、番組はよりによって「イタリア語会話」。出演者ジローラモ・パンツェッタ氏の濃い顔・オーバーアクション・無駄に陽気の三拍子に心がなごむ。そうだよな、イタリア男ならフツーこうだよな。だいたいあの担当官ども、1人をのぞいて一応イタリア男のくせに女は口説かないわ歌わないわサッカー観戦もしないわで、あんなに陰鬱で許されると思っているのか。

とはいえ、「ジャン」といえばフランスのような気がするんだけど。イタリアなら「ジョバンニ」にならない? まあ、ヨーロッパあたりの混ざり具合は日本人からすると想像しづらいものがあるし、背景を妄想し甲斐もあってよいのだけれども。


Shiomi Keiko's HomePage
Suggestions, Comments, etc...send e-mail to <shiomi@skh.flop.jp>.
Copyright©2004 SHIOMI Keiko, All rights reserved.